最近では、英会話レッスンもオンラインで手軽に受けることができるようになったり、YouTubeでも気軽に学べたり、英語の学習も便利にできるようになりました。
私も経験がありますが、あるところまで学習を進めると、単語や文法知識はあるのに、次のような悩みが出てきたりします。

- 相手の言っていることが(やっぱり)聞き取れない
- 言われたことはわかるけど返す言葉がまとまらない
結果、「リスニング」「スピーキング」が(やっぱり)苦手。(だから「ライティング」も苦手。)という状況に陥ったりします。
そこで、ここではTOEIC900点越えの私が、「リスニング」と「スピーキング」を特に強化できる英語勉強法を紹介します。
リスニング・スピーキング強化
私が挙げる「リスニング」「スピーキング」のための勉強方法は以下5つ!
- シャドーイング
→リズム・イントネーション強化 - フォニックス学習
→発音・聞き取り強化 - 絵本・洋書の多読
→内容理解・リスニング強化 - 英語添削
→文章構成力強化 - 海外ドラマ・映画
→場面別フレーズ力強化
「リスニング」「スピーキング」を特に伸ばせる勉強法ですが、しっかり取り組めば「リーディング」「ライティング」にも成果が出る勉強法です!
詳しく解説します!!
シャドーイング

音声のあとに繰り返して発音する「リピート」とは違い、英語を聴きながら、それにかぶせるようにして追いかけ発音する方法がシャドーイングです。
自分の音と音声の音のズレを確認しながら発音練習ができるので、英語独特のイントネーションやリズム感を養い、より英語らしい発音ができるようになります。
初めは文章を見ながら発音し、慣れたら、スクリプトなしで練習を進めていきます。
聞いた音をそのまま真似して発音しようとする時、単語やフレーズを理解していないとうまく発音できなかったり、口や舌の動きができていないと上手く真似ができなかったりします。
人間は発音できない音は聞き取れないらしいので、正しい音に近づけて発音できるよう練習することで、自然とリスニング力も伸びることになります!
英語上級者なら、映画やドラマの英語のシャドーイングがオススメですが、初心者や中級者の方は英語スピードのゆっくりなものから始めた方が取り組みやすいです。
英検など、レベル別の英語を収録した教材で、自分の英語レベルにあった英文音声で練習をするのが成果を出すコツです。
\シャドーイングについてはコレも!/
フォニックス
これこそ英語学習で重要なものなのに、なぜか日本の英語教育ではスキップされてしまうこと!!
フォニックスとは、アルファベットの音の知識のことです。
例えば、M は「エム」と読みますが、moonという単語でもわかる通り「ム」という音も持ちます。
同様に A は「ェア」、P は「プ」という音を持ち、mapと書くと「ム」「ェア」「プ」という音の足し算になり、「ムェアプ」→「マップ」の発音となるという知識です。(※ 便宜上カタカナでの解説失礼します・・)
そんな風に音の勉強をすると、初めての単語でも読めるようになるだけてなく、正しい発音の仕方がわかるようになり、正しく伝わる英語が話せるようになります。
\私が使ったオススメの2冊はこちら↓↓/
毎日一つの音でもいいから聴き続けると、急に音の聞き分けができる瞬間が訪れますよ!
絵本・洋書多読
リーディング強化のための多読じゃないの?と思うかもしれませんが、英語の本を読むと、リスニングの強化にもなります。
リスニングがうまくいかないという場合、英語を一字一句日本語に訳そうとしていることが邪魔をしている場合があります。
聞き取れなかった単語があると、そこでつまずいているうちに文章全体の意味を見失ってしまい、結局「意味がわからない」になってしまうのです。
多読のコツは、左から右へ読み流して、辞書は引かずに読むこと。
わかる言葉だけを拾って、どうにか全体の意味を掴む練習をしていくと、話された文章の全体の意味を「イメージで捉える」ことができるようになり、英語の理解ができるようになります。
(多読の際は、全体の意味が取れたと思ったら、答え合わせのつもりでわからなかった単語の意味を調べれば、語彙力強化にもつながります!)
そうは言っても、まだ英語力が足りないという人にとっては、1冊の洋書を読むのはなかなか辛いものがあります。(レベルに合わない本だとどんなに読み進めても全体の意味が掴めません。)
読みづらい本を辛抱強く読み進める必要はなく、読みやすい本でどんどんこなしていくことがコツです。
初級の人は絵本で多読を進めるのも有効ですよ!
Kindleで本を購入してしまうのもありですが、Kindle Unlimitedでも多くの英語の本を読むことができるので、どんどんいろんな本で挑戦してみましょう。
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英語添削

基本はライティングスキルの強化になりますが、英文を作る練習をすることで、スピーキングのための英語構成力を高めます。
私が英語学習にコツコツ取り組んでいた当時はLang-8(ランゲート)という、書いた日記を他のネイティブユーザーに無料で添削してもらえるというサービスを利用していましたが現在は新規登録を停止中のよう・・。
(現在は【 HiNative Trek 】 という、有料でネイティブが作文と音声を添削してくれるサービスを展開しているみたいですね!)
・・と思っていたら、HelloTalkというアプリがとてもよく似たサービスを無料提供しています!
たまにLINEでの会話に持っていこうとしたりするような勉強以外を目的としていそうなユーザーもいますが、利用者も多いようで、書いた文章はわりとすぐ添削をしてもらえます。
毎日3行でもいいから英語で日記を書いてみると、英語で表現する力を磨けます。
コツは、できるだけ辞書を使い、下手でもいいから文章にして投稿し続けること。
添削でメタメタに直されたりしても、その間違いを覚えればいいだけ。(意外と間違えたところの方がよく覚えます!!)
日記を作る過程で積極的に辞書を引くことで、単語の理解を深められたりもします!(英英辞書の活用も効果的です!)
海外ドラマ・映画を活用
最近はアマゾン・プライムやNetflix、Huluなどなど、配信サービスの普及で、海外ドラマも手軽に見られるようになりました。
中でも、NetflixやHuluでは英語字幕もつけられ、英語の勉強にとても役立ちます。
手順は以下の通り。
- まずは字幕をつけずに観る
- 英語字幕をつけて観る
- 聞き取れなかった部分を確認し、意味をチェックしながら自分専用単語帳を作る
- 字幕を外してもう一度観る
- 2〜4を繰り返す
- 作った単語帳を繰り返し見て覚える
この勉強法だと、
- 実際に単語やフレーズを使う場面と合わせて意味を理解ができる
- 映像や音楽と一緒に覚えるので新しい単語やフレーズが記憶に残りやすい
- すでに知っていると思っていた単語の発音間違いに気づくことができる
- ストーリーがハマれば勉強を続けやすい
というのがあります。
まだまだ英語初心者という人は、子供向けのアニメなどから始め、慣れたらFull HouseやFriendsなどを教材にしてみるといいと思います。
自分の集中力と英語力に合わせて、毎日10分など区切りながらでいいので進められるといいですね。
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ガツガツよりコツコツ
以上、5つの英語勉強法を紹介しました。
- シャドーイング
- フォニックス学習
- 絵本・洋書の多読
- 英語添削
- 海外ドラマ・映画
2時間、3時間を一気に頑張るよりも、10分、15分の学習を毎日続ける方が効果的です。
絵本や洋書の多読はどんどんページを進めた方がいいですが、フォニックスやドラマ・映画はガツガツ先に進めて学ぼうとするより、10分単位でもいいので、その内容を暗記するくらいのつもりで1週間繰り返した方がしっかり身に着きます。
さまざまな英語勉強法がありますが、何よりも大事なポイントは、自分に合う方法を見つけることであったりもします。
コツコツと継続して学習を進められるのがいいですね。
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