2022年6月以降、国際線の燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)の値上げが止まらず、アイルランド便の航空券代も高くはなっていますが、少しずつ価格上昇も落ち着いているような気がします。
ここでは2024年7月時点での情報をまとめていきます!
日本からアイルランド・ダブリンへの行き方はどれが一番いいのか。フライト選びでは、速さや安さ、快適性など、人それぞれこだわりのポイントが違うと思います。日本からアイルランドへの直行便はないので、不便さも感じるところですが、ここでは、アイルランド・ダブリンへの飛行機情報を項目別に並べてみたいと思います。
成田空港(NRT)/羽田空港(HND)から行く
MEMO:東京から利用可能な主な航空会社
- ターキッシュ・エアラインズ(トルコ航空)
- エティハド航空
- エミレーツ航空
- カタール航空
- ブリティッシュ・エアウェイズ
- フィンエアー
- KLMオランダ航空
- 日本航空(JAL)
できるだけ安く行く
できるだけ飛行機代を抑えてアイルランドに行きたい場合、選択肢に挙げられるのはターキッシュ・エアラインズ、カタール航空、エティハド航空、エミレーツ航空あたり。
20〜24時間のフライトになり、往復13〜20万円ぐらいが相場です。
中東経由は心配という声も聞きますが、エティハド航空、カタール航空、エミレーツ航空もサービスに不満はなかったです。
ターキッシュ・エアラインズは可もなく不可もなくという感じ。中東の空港の方が豪華で面白かったという印象はあります 笑
*トルコ、中東経由だと到着が現地時間の朝になる便もあり、個人的に現地着後頑張って起き続けることで時差の調整をしやすいと思います。
*2024年7月時点、航空券代が下がりやすい11月のチケット情報を参照しています。
ワーホリなどで片道利用で行く場合は、トルコや中東経由ならうまく探せば7〜8万円台で飛行機チケットがあったりもしますね。
一時期は乗り継ぎ2回でさらに安いチケットを探すこともできましたが、最近は乗り継ぎ2回でもそうお得感がないよう・・。費用がそう変わらないなら、ロストバゲージのリスクなど考えて乗り継ぎ1回の便を選ぶのが良さそうです。
ワーホリの片道航空券利用の場合、日本の空港でのチェックインの際に止められるなんてこともあるそうです。ワーホリの申請ページなどを提示したりして、きちんと説明できるようにしておくのがいいですね・・
できるだけ速く行く
アイルランド・ダブリンへは直行便がないため、なかなか時間は短縮しづらいのですが、ヨーロッパを経由する飛行機を利用すれば16〜18時間ぐらいまで総フライト時間を縮めることが可能です。
今は、フィンエアーでヘルシンキ経由か、KLMオランダ航空でアムステルダム経由、またはエールフランスを使ってパリ経由の便が便利そうです。(日本航空やANAでコードシェア便となる場合も多いです。)それら航空会社なら、往復20万〜でチケットがあります。
*2024年7月時点、航空券代が下がりやすい11月のチケット情報を参照しています。
関西国際空港(KIX)から行く
MEMO:関西国際空港から利用可能な主な航空会社
- カタール航空
- エミレーツ航空
- エティハド航空
- ターキッシュ・エアラインズ(トルコ航空)
- KLMオランダ航空
関空からアイルランドへ行くには、一時、マレーシアと中東あたりを経由して、30〜35時間のフライトという選択肢しかない時期もありましたが、現在は乗り継ぎ1回で行ける中東便もだいぶ増えています。
*2024年7月時点、航空券代が下がりやすい11月のチケット情報を参照しています。
乗り換え1回に絞るなら、ターキッシュ・エアラインズ(トルコ航空)やエミレーツ航空なども利用できます。
乗り換え1回の便で、ワーホリ片道利用なら10万くらいが相場です。
中部国際空港 セントレア(NGO)から行く
MEMO:セントレアから利用可能な主な航空会社
- 中国東方航空
- カタール航空
- ターキッシュ・エアラインズ(トルコ航空)
- ルフトハンザ航空
- ブリティッシュ・エアウェイズ
セントレアからの場合は、乗り継ぎ2回で12万円〜チケットがあります。
狙い目の月は?
コロナ禍以前では、クリスマスホリデーが明け切った1月〜2月、夏のホリデーシーズンが終わる頃の7月、クリスマス前の閑散期を狙った11月〜12月前半の航空券が往復で10万を切ったりもしていましたが、今はそうもいきません。少なくとも、東京からなら15万ほど、関西などからでは20万ほどとして飛行機代を見ておくのが必要があります。
一時期は、早めのチケット購入でもあまり値段が変わらないような時もありましたが、今は探すと航空券代を抑えやすい時期もちらほらあったりする印象です。
少しでもお得に航空券を購入するには?
航空券情報の収集にはスカイスキャナーが便利です。「最安プラン」「最短プラン」などフィルタリング機能が備わっているので、いろんなルートの飛行機を比較できます。
スカイスキャナーでリスト表示されている料金は目安で、それぞれのフライト詳細を開くと、乗り継ぎ情報などの下に、旅行会社や航空会社それぞれでの料金を確認できるようになっています。
最終額と大きくズレている場合もあるので、気になるフライトがあったら、旅行会社や航空会社のサイトに飛んで料金までチェックしましょう。
気になるフライトを見つけ、少しでもお得にということなら、楽天Rebatesやマイル加算など、ポイントやマイルでの還元を狙うという手があります。
楽天Rebatesを経由する
チケットをカタール航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、JAL(日本航空)などの航空会社、またはExpedia、Trip.comなどの旅行会社で買う場合、一旦楽天Rebatesのサイト(アプリ)に入り、そこから航空券を買うと、チケット代の1%が楽天ポイントで返ってきます。
(※クーポン利用はポイントバック対象外だったり、燃油サーチャージ分が対象外となる場合もあります。)
楽天Rebatesではたまにキャンペーンをやっていたりもするので、うまくいけば1%以上のポイントがつく場合もあるかもしれません。
30日以内に3,000円以上のお買い物をすると500ポイントバックされます。
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提携マイルも貯める
航空会社の「マイレージ会員」になって、飛行機の利用で「マイル」を貯めるのもお得にする方法の一つ。
アイルランド行きで利用できる航空会社の多くは、JALマイルやANAマイルとの提携があり、直接ANAやJALの飛行機を利用していなくてもマイルを貯められます。チケット購入の際にマイレージ会員情報を入れるか、搭乗後の事後登録でマイルを獲得することができます。
アイルランドへのフライト
今回はアイルランドの首都・ダブリンまでのルートで情報をまとめました。
ゴールウェイやコークなど、地方を目的地にする場合も飛行機での移動が可能ですが、一度ダブリン空港まで出て、そこからバスで移動の方が便利かもしれません。空港からのバスでは、深夜便もあり、片道€20以下で移動できます。
時間がかかっても安さを取るか、安心だと感じる航空会社に絞って選ぶか、航空券選びの基準も人それぞれだと思います。今後もまだ少しチケット代が高いと感じる時期が続きそうですが、できるだけ条件に合う形でチケットを見つけて空の旅ごと楽しめるといいですね。
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