Shutterstock Contributor(寄稿者)になれば、自分が撮った写真をShutterstock(シャッターストック)上で販売することが可能です。
販売用の写真ごとに審査があり、一気にたくさん売ることはできないかもしれませんが、ある程度ストックを作れれば、ちょっとしたお小遣いを得ることもできるようになります。
ここではShutterstock Contributorになるための方法をご紹介します。写真の販売審査を通すためのコツも合わせて解説するので、ぜひ参考にしてください。
shutterstock(シャッターストック)とは?
shutterstock(シャッターストック)とは、画像や映像素材ライセンスの提供を行うアメリカのフォトストックサービスです。
サイトは日本語でも展開され、世界各国に利用者がいます。
利用者は、月払いや年払いでプラン枚数の写真を自由にダウンロードして使用できるようになっています。
Shutterstock Contributorになる方法
shutterstockでは、素材を利用する側だけでなく、素材を提供する側にもなれます。
写真を販売するためにShutterstock Contributor(寄稿者)になるだけなら、審査もなく、簡単に登録できます。
- ステップ 1寄稿者コミュニティへの登録
- ステップ 2情報の入力

名前(本名)や表示名、メールアドレスやパスワードを決めて同意欄にチェックをつけて「次へ」。
(名前と表示名は日本語が使えないので、ローマ字入力をしましょう!) - ステップ 3メール認証

登録のメールアドレスに本人確認のメールが届くので、メールのリンクをクリックして認証を行います。
- ステップ 4住所の登録

今度は英語で住所の登録をおこないます。
(英語での住所入力が不安な人は、「住所 英語 変換」などで検索すれば住所変換ツールが使えます) - ステップ 5登録完了!
住所を入力し、「次へ」を押したら登録完了です。
Shutterstockで写真を売る方法

利用登録が済んだら、contributor(寄稿者)として写真のアップロードを進めましょう。
以下で、アップロードのポイントを解説します。
写真のアップロードと審査方法
写真のアップロードは、アカウントページの「アップロード」というボタンから簡単に始められます。

ファイルをドラッグ&ドロップか、ファイルの選択をするとすぐにアップロードされます。
ポートフォリオページに進み、画像を選択し「編集」から画像の説明やタグ、カテゴリーを設定し「提出」を押せば、あとは審査に進みます。
この審査は割とすぐ進むようで、アプリをダウンロードしておくと、通知ですぐに結果を確認できます。
shutterstockでの報酬
報酬についてはshutterstockの「素材販売の報酬額」のページから詳しく確認できます。写真、イラスト、ベクター画像の報酬額内訳は以下のとおり。
| 今年(暦年)の画像ライセンス数 | 報酬額 |
|---|---|
| 100枚以下 | 15% |
| 101〜250 | 20% |
| 251〜500 | 25% |
| 501〜2,500 | 30% |
「画像ライセンス数」とは、ダウンロードしてもらった数を指します。
表のとおり、ダウンロード数に応じて、報酬額がアップする仕組みなっています。
審査に通るためのチェックポイント
写真をアップロードする際は、以下のポイントを意識しましょう。
- 写真の質
→ フォーカスやノイズに気をつける - タイトルとキーワード
→ タイトルやキーワードに個人名や建物名を入れない - ブランディングや商標
→ お店の名前やロゴの映り込みんでいる写真を選ばない - モデルリリース
→ 写っている人物の許可がないものはアップしない [肖像権を侵害しない] - プロパティーリリース
→ 許可を得てないアート作品、建物の写り込みがある写真は選ばない
観光名所やその場所らしいものほどプロパティーリリースの部分で引っかかりやすいため、その国らしさ、その地域らしさを出した写真は審査が厳しい場合が多いでしょう。
経験上、食べ物のみの写真や、山や海などの風景の写真は審査が通りやすいようです。
Sutterstockで写真を売ってみよう

実際のところ、1枚あたりの報酬額はそう大きくはなく、そもそも審査を通った写真のストックが多くないと、「ガツガツ稼ぐ」というわけにはいかないかもしれません。
でも、誰かが自分の写真をダウンロードしたという通知が流れてくるとうれしいものです。
Shutterstock Contributorになって、旅の思い出や日々の素敵な風景の切り取り画像を世界に提供してみてはいかがでしょうか?




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