日本でも徐々に利用者が増えているWhatsApp(ワッツアップ)。
これから留学・ワーホリに行く方、ビジネスやプライベートで海外とのやり取りがある方は持っておきたいアプリです。
本記事では、WhatsAppの基本情報から、ビデオ通話やPCでの利用方法まで詳しく解説します。
WhatsApp(ワッツアップ)とは

コミュニケーションアプリといえば、日本ではLINEが主流ですが、欧米圏ではWhatsAppが人気です。
グループメッセージや電話など、プライベートからビジネスまで広く使われています。

カナダやアイルランドにいた頃はWhatsAppがメインの連絡手段でした。今もアイルランドの人たちとのやりとりはほとんどがWhatsAppです。
WhatsAppとLINEの違い
WhatsAppでできることは、ほとんどLINEと変わりませんが、WhatsAppの場合、以下のような特徴があります。
- 既読がつかないように設定できる
- 相手のオンライン状況がわかる
(アプリを開いている相手は名前の下に オンライン / online の表示が出る) - 相手が文字を打ち込んでいるかどうかをリアルタイムで確認できる
(タイピング / typing…という表示が名前下に出る) - Instagramのストーリー機能のようなものがある
- 送ったメッセージの誤字脱字の修正ができる
- メッセージを送る・コールするには必ず相手の電話番号が必要

国によりますが、イタリアやスペインでは音声を録音してメッセージを送る人が比較的多い印象があります。
LINEで、時に煩わしく感じられる既読表示機能は、WhatsAppでは設定により切ることができます。(ただし、グループチャットでは既読機能は切れません。)
WhatsAppの設定については以下も参考にしてみてください。
WhatsAppもLINE同様、アカウント開設には電話番号が必要です。
SMS認証があるため、ショートメッセージを受け取れる電話番号なしでは登録ができない仕様になっています。
WhatsAppをPC(パソコン)で使う方法

WhatsAppアカウントがあれば、PCで使うことも可能です。
PC版の使い方には2つの方法があります。使う方法により音声通話やビデオ通話に制限がかかるため、使いたい機能に合わせた方法を選ぶ必要があります。
以下で1つずつ方法を解説します。
1. Web版で使う
1つ目は、ブラウザでWeb版のWhatsAppを使う方法です。
Web版での利用は、以下のような方におすすめです。
- 普段の使用はスマホで十分だけど、長文を打ったり、メッセージをたくさん送ったりするのに一時的にパソコンでの作業に切り替えたい
- 複数のWhatsAppアカウントを持っていて、PCで利用するアカウントの切り替えをスムーズにしたい
- 通話は必要なくチャット機能を使いたい
Web版では音声電話やビデオコールができません。そのため、「チャット機能をPCで使いたい」という場合に最適な接続方法です。
Web版を使う場合のログイン方法

パソコンでWeb版のWhatsApp(https://web.whatsapp.com/)を開いたら、スマホでアプリを開き、QRコードを読み込んでログインします。
QRコードの読み込みでは、Web版の画面に示されているとおり、アプリ内の「設定」または「メニュー」から [リンク済みのデバイス] を開き、[デバイスをリンク] をタップしてスキャン画面を立ち上げます。

パソコンで使う場合のログアウト方法
PC上でログアウトする場合は、左下の歯車マークから進んでSettingsメニューから [Log out] を選択するか、チャット一覧の右上の「:」のようなマークをクリックし、[Log out] をクリックします。


その他操作も「:」のメニュー欄からできるようになっています。
Web版を使う場合、相手から電話がかかってくると、PCで電話を受けることはできず、スマホで受信することになります。
2. アプリで使う
ビジネスなどでWhatsAppを使うことが多い方は、パソコンにアプリをダウンロードして利用するのがおすすめです。
アプリでの利用は、以下のような方におすすめです。
- 常にパソコンで利用できる環境を整えておきたい
- 1つのアカウントをパソコンに紐づけて、起動もスムーズにしたい
- 音声電話もビデオコールもパソコンでしたい
PCアプリなら、音声電話もビデオコールも可能です。
また、一度アプリにログインしたら、PCアプリを起動するだけですぐに使えます。
WhatsAppにはWhatsApp Businessというビジネス用アカウントがあるのですが、筆者はビジネス用アカウントと個人アカウントを両方PCで利用しています。
具体的には以下のような感じ。
①使用頻度の高い個人アカウントはPCアプリで利用
②必要に応じてビジネスアカウントはWeb版(PCサイト)を利用
アプリを入れておけば、パソコン1台で2つのアカウントを使うことも可能になります。
グループ通話にWhatsAppは使える?
WhatAppではグループ通話も可能です。
最大通話人数は32人。(参照:WhatsAppヘルプセンター)
これまで最大4人でのビデオ通話経験があり、たまに音質が悪いと感じるときがあるものの、特に問題なく利用できています。
通話には、あらかじめグループを作っておき、電話またはビデオコールのボタンを押せば、全員にコールできます。
呼び出されたメンバーは呼び出しに応えた順に通話につながる仕組みです。
呼び出しに応えずにいると、一定時間呼び出し音が鳴り続けたあと自動で止まりますが、グループコールが続いていれば、いつでも参加できます。
参加者全員がアプリを持っていれば、準備が簡単で気軽に通話できます。
海外の人とのやりとりが多いならWhatsApp

これから留学やワーホリで海外に行く場合や、ビジネスで海外の人とのやりとりがある場合は、WhatsAppは持っていた方がいいアプリの1つです。
基本操作だけでなく、ビデオ通話やパソコンでの使い方も理解し、うまく使いこなして、スムーズなやりとりにつなげましょう。



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