以前、予定外にドバイに滞在することになり、入国審査のあとにSIMカードをもらって驚いたことがあります。
ドバイでは、空港で無料のSIMカードを配っているというのです。(しかも、eSIMも使えるようになっているらしい!)
この記事では、実際に現地でSIMカードを受け取った体験をもとに、利用開始の設定方法や使用感、注意点などを解説します。
もらったSIMカードをどうすべきか迷われている方や、これからドバイへの渡航を予定している方は、ぜひ参考にしてください。
※本記事では2023年5月時点の情報をベースにまとめています。公式案内は2026年以降の情報を引用していますが、実際の情報と異なる場合があります。
ドバイの空港ではSIMカードが無料でもらえる

ドバイでは、ドバイ国際空港やアル・マクトゥム国際空港で、観光客向けに無料のSIMカードを配っています。
ドバイ経済観光庁のサイトには、以下のような案内があります。
18歳以上の観光者はドバイ国際空港やアル・マクトゥム国際空港の入国管理を通過する際、通信業者から無料の観光用SIMカードを受け取ることができます。トランジットビザや訪問ビザをお持ちの方、ドバイ到着時にビザを取得した方、GCC市民の方はこのオファーを利用し、24時間有効の無料の10GBのモバイルデータを使うことができます。
ドバイでの観光客向けSIMカードを入手する方法|ビジット・ドバイ
筆者が2023年にもらったのは1GBのSIMカードでしたが、2025年以降は24時間で10GB使えるSIMカードを配るようになったようです。

須藤元気さんの2025年10月のXの投稿では、「Scan eSIM」と書かれたパッケージの写真があり、現在はeSIMにも対応するようになっているのかもしれません。
ドバイ空港の無料SIMカード
2023年に配っていたSIMカードのことになりますが、受け取ったのは現地のプロバイダーの一つ「du(デュ)」のものでした。
開けてみると、フタのところにSIMピンが挟まれており、中にはSIMカードと多言語で書かれた説明書が入っています。

SIMカードは、標準SIM、microSIM、nanoSIMの3サイズ対応です。
eSIMが使える場合、QRコードで読み込む仕様ではないかと思います。
無料SIMカードの使い方

説明書は英語や中国語、アラビア語など、6つの言語での記載がありますが、日本語の説明はありません…。
とはいえ、SIMカードの設定は簡単です。以下で、アクティベートの仕方を紹介します。
注意
お使いのスマートフォンにSIMロックがかかっていると、ドバイをはじめ、海外のSIMカードは使えません。必ずSIMフリーのスマホを使ってください。
※2021年10月以降に発売の機種であれば、SIMフリーです。
※アクティベートの時期によっては以下の手順と異なる場合があるかもしれません。
- ステップ 1スマホの電源をOFFにして、duのSIMカードを入れる
忘れがちですが、SIMカードの入れ替え時は、スマホをOFFにするのをおすすめします。
- ステップ 2スマホの電源を入れ、フライトモードを解除する
フライトモードのままだとduからのショートメッセージを受け取れません。
- ステップ 3duからのショートメッセージを確認する
1220の番号からショートメッセージが届きます。

duからはあなたの名前宛にメッセージが届きます。
(入国時の情報と紐づけられているのだと思います。ほかの国でも、SIMカードを購入するときにパスポートが必要な場合がありますね。)
※メッセージでの登録の代わりに「*122#」に電話してもアクティベートが可能なようです - ステップ 4ショートメッセージに誕生年を入れて返信する
duのメッセージの指示に従い、誕生年の数字(4桁)を送ります。
※1980年生まれなら「1980」とだけ送ればOK
すぐに返信が届き、SIMカードのアクティベートが完了します。
- ステップ 5アクティベート完了のお知らせを受け取る
1220とは別にdu.から、番号とあわせて、データの利用設定が済んだことがショートメッセージでお知らせされます。

設定が済めば、24時間の制限付きで、制限分までデータの使用が可能です。
SIMカードはデータ専用のはずなので、番号はショートメッセージのみに使えるものではないかと思います。
無料SIMカードの使用感|問題なく使える!
実際に現地の無料SIMカードを使ってみての感想や気になった点を簡単に紹介します。
通信速度に不満なし
まず、情報収集でのネット利用では、通信速度に特に不満はありませんでした。
現地では、観光地をまわるのに、主にGoogle Mapsや旅行サイトの情報記事などを閲覧するのにデータを利用。表示が遅いと感じたことはなく、快適に使用できました。
データ残量に関する通知あり
1GBのSIMカードを利用したとき、データ残量が50%を切ったときに、お知らせのショートメッセージがありました。

現地でSIMカードに追加チャージしてほしいという意図があるとは思いますが、残量のお知らせがあるのは親切。
ただし、現在配布中の10GBのSIMカードなら、24時間の利用で残量の心配はなさそうです。

自分で試したわけではないのですが、残量を細かく知りたい場合、duのアプリと連携すると、データ残量を確認できるようです!
有効期限の終わりがわかりづらい
24時間利用可能ということですが、いつ本当に有効期限が切れるのかがわかりづらかった印象です。
筆者はドバイでの飛行機の乗り継ぎがうまくいかず、予定外に1日ドバイに滞在したという状況でした。
早朝のフライトを利用することになっており、SIMカードのアクティベートから24時間経たずに出国の予定。ですが、翌日、空港に着いた途端にSIMカードの有効期限切れを知らせるメッセージが届きました。

メッセージでは、「有効期限が終了(is expired now)」とあるのですが、同じく「回線は間もなく停止。停止までの間データ残量が使えます(line will be disconnected shortly. You can use your remaining balances)」とあります。
メッセージが届いたときには空港のWi-Fiに接続していたため、まだしばらく回線が利用できたのか、すぐに停止だったのかはわかりませんでした…。
楽天モバイルとの合わせ技もありかも
海外旅行の際、案外手間がかかるのがSIMカード(eSIM)の準備。
楽天モバイルなら、毎月2GBまで追加料金なく海外ローミングできるので、無料でもらえるSIMカードと合わせて使えば、旅行中の通信費を抑えやすくなります。
滞在日数によりますが、いくつかのSIMを組み合わせて使うのもいいかもしれません。
ドバイでもらえるSIMカードで便利に現地観光

乗り継ぎ失敗によるドバイ滞在でしたが、無料のSIMカードがあったおかげで現地観光もストレスなく楽しめました。
そもそもドバイでSIMカードを配っているとは知らなかったので、それ自体が発見です。
滞在期間や都合に合わせて、無料SIMカードとほかのSIMカード(eSIM)をうまく組み合わせて使えるといいかもしれません。




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