タイでの滞在も終わりを迎え、帰国間近… なのに、手元に多くのタイバーツが余っていて困っていませんか?
筆者は過去、円から多く両替しすぎてバーツが余り、最終的に日本円に戻した経験があります。
筆者がそうだったように、両替には手数料もかかるため、日本円に戻すならできるだけお得な方法を知りたいと思うものではないでしょうか。
そこで本記事では、筆者の経験をもとに、バーツを日本円に戻す場合のおすすめや注意点を紹介します。
バーツを余らせない工夫も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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※交換機は主要空港のほか、駅や旅行代理店、商業施設に設置されています >> 設置場所をチェック
バーツを日本円に戻すならどこでする?

バーツを日本円に戻したいとき、以下のような場所で両替が可能です。
- 街の両替所
- 空港の両替所
- 銀行
空港の両替所でもレートがいい場合もありますが、街の両替所のほうが比較的レートがいい傾向があります。
タイと日本のそれぞれの場所で両替できますが、少しでもレートのいい場所で両替するなら、タイの街の両替所を利用するのがおすすめです。
ただし、タイで両替する限り、戻す額が2〜3万円程度であれば、どこで両替しても差は数十円〜数百円程度です。
レートの確認も大切ですが、悪質な両替所で金額をごまかされることのないよう、評判がいい場所を選んで両替するようにしましょう。
バーツを日本円に戻すのにおすすめの場所

次の4つの両替所は、比較的レートがよく、現地での評判もいいようです。
- Super Rich
- VASU EXCHANGE
- Siam Exchange
- P&P Jewelry
それぞれ紹介します。
Super Rich
Super Richは、オレンジ色の「SPR」のロゴが目印の両替所です。
駅の周辺やショッピングモールの中にあり、店舗数も多く便利に利用できます。
Super Richのレート:https://www.superrich1965.com/en/exchange-rate
店舗一覧:https://www.superrich1965.com/en/branch
VASU EXCHANGE
VASU Exchangeは、ナナ駅すぐ近くの両替所です。
小さな差ではありますが、ほかの両替所より比較的レートがよく、日本円からバーツへの両替にもおすすめの両替所です。
VASU EXCHANGEのレート:https://www.vasuexchange.co.th/
Siam Exchange
Siam Exchangeはナショナル・スタジアム駅近くの両替所です。
こちらもレートがいい両替所として知られています。
Siam Exchangeのレート:http://www.siamexchange.co.th/home/#/
P&P Jewelry
P&P Jewelryは、大型ショッピングモール「サイアム・パラゴン」内にあります。
宝石店ですが、同時に両替もやっています。
筆者が両替したときはこちらを利用し、そのときは、あとで詳しく説明する「1,000円札の取り扱い」がありました。(1,000円札の説明箇所にジャンプするならこちら:紙幣と端数の扱いルール)
P&P Jewelryのレート:https://ppmoneyexchange.com/
(※リンク切れしている場合は、Facebookページ内のウェブサイトリンクから確認してください:P&P Jewelry FBページ)
バーツを日本円に戻すときに知っておくべきこと
タイでバーツを日本円に戻す際は、以下の3つを押さえておきましょう。
- 両替時の基本ルール
- 両替レートの見方
- 紙幣と端数の扱いルール
以下で、それぞれ解説します。
両替時の基本ルール
タイで両替する際の基本ルールとして、次の2つを覚えておきましょう。
- 両替にはパスポートが必要
- 多くの場合、両替所で硬貨は受け取られない
両替所を利用する際は、お金だけでなく、パスポートも忘れず持っていくようにしてください。
また、両替所では硬貨を受け付けないため、両替用には紙幣を用意しておきましょう。
両替レートの見方
バーツを日本円に戻すとき、両替所のレート表で確認すべきは「selling」の欄です。
たとえば、両替所のレート表では、下記のような表示があるはずです。
Buying | Selling | |
🇯🇵 JPY | 0.2165 | 0.2175 |
日本円とsellingの欄の組み合わせは、下記のように読み取れます。
(we are)selling(Japanese yen)(at the rate of) 0.2175
→ 私たち(両替所)は0.2175というレートで日本円を売ります
これはつまり「0.2175バーツ = 1円」で通貨の交換をするということです。
ただ、このままでは小数点があってわかりづらいため、どちらも10,000倍にしてみます。
2,175バーツ = 10,000円
つまり、2,175バーツがあれば1万円にしてもらえるということです。
もしも、2,175バーツよりも低い額で1万円に戻してくれる両替所があれば、その両替所は「レートがいい」ということになります。
紙幣と端数の扱いルール
バーツを日本円に両替するときには、日本円とバーツの組み合わせで両替額を受け取ることがある点も理解しておきましょう。
たとえば、sellingレートが0.2175だったとき、両替所では硬貨を受け取らないため、1万円を受け取るために必要な2,175バーツを紙幣だけでぴったり出す必要があります。
ただ、実際に2,175バーツを紙幣だけで出そうと思ったら、組み合わせできるのは2,170バーツ(1,000バーツ×2 + 100バーツ×1 + 50バーツ×1 + 20バーツ×1)までです。
そのため、1万円との両替となるよう、2,170バーツに20バーツ紙幣を加えて、2,190バーツを渡したとすると、1万円札に加えて、多く渡した分の15バーツが硬貨で戻ってくる仕組みになっています。


両替所は硬貨を受け取ってくれませんが、硬貨をこちらに渡すのはありなんですね!
なお、両替所に用意があれば、1,000円札への両替も可能になります。
できる限り細かな額まで日本円に戻したい場合は、1,000円札の用意があるかを確認するようにしましょう。

自分が日本円に戻したときは、P&P Jewelryを利用し、1,000円札の取り扱いがあったため、細かな金額まで両替できました。
先に紹介したSuper Richでも、ウェブサイトを見る限りは1,000円札の取り扱いがあるように見えます。
ほかの両替所では、両替する前に、1,000円札があるか聞いてみると安心ですね!
タイバーツの両替を日本でする場合のおすすめ:ポケットチェンジ
50バーツや20バーツなど、両替所で日本円に戻しきれない少額バーツ紙幣がある場合は、日本で「ポケットチェンジ」を利用する方法があります。
「ポケットチェンジ」とは、外貨を電子マネーやギフトコードに交換できるサービスです。
タイバーツだけでなく、韓国ウォンやベトナムドンなど、複数の外貨をまとめて交換することも可能。通貨によっては硬貨の交換も可能です。
日本の空港や商業施設などに交換機の設置があり、気軽に利用できます。

このブログを読んでくれた方への特典!
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ポケットチェンジの設置場所をチェック >> 設置場所

バーツを余らせないためのクレジットカード活用法

余ったバーツへの対応法を紹介してきましたが、外貨をできるだけ残さないために、クレジットカードを活用するのもポイントです。
できるだけカード払いにするのも1つですが、現地ATMでのキャッシングを活用するのもおすすめです。
手数料を抑えられるので、必要な分だけ都度キャッシングしても負担が少なく済みます。
繰上返済が可能なカードでのキャッシングなら、さらに費用を抑えられるでしょう。
海外旅行が多い方は、海外キャッシングができ、繰上返済が可能なクレジットカードを1枚持っておくと便利です。
たとえばエポスカード なら、インターネット上での繰上返済が可能なうえ、海外旅行保険の補償内容も充実していておすすめです。
利用実績次第では、ゴールドカードへの無料アップグレードの招待状が届き、アップグレードすると、国内外の空港ラウンジを無料で利用できるようになります。

バーツをどこで日本円に戻すか見極めよう
バーツを日本円に戻すときは、タイにいる間に街の両替所を利用するのがおすすめです。
両替所により大きくレートに差が出るということではないかもしれませんが、悪質なところを利用してしまって損をしないよう、両替所をよく見極めて利用しましょう。
どこで両替するか迷ったら、まずはこの記事で紹介した両替所をチェックしてみてください。
両替に関するルールについても確認し、無駄なくバーツを日本円に戻しましょう。