2022年6月以降、国際線の燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)の値上げが止まらず、アイルランド便の航空券代も以前の倍ほどとなっています。。ウクライナ情勢に絡む原油価格上昇や円安の影響もあり、今後も航空券は値上がりしていく要因の方が多そうです。
ここでは2023年2月時点での情報をまとめていきます!
日本からアイルランドへの行き方はどれが一番いいのか。
フライト選びでは、速さや安さ、快適性など、人それぞれこだわりのポイントが違うと思います。
日本からアイルランドへの直行便はないので、不便さも感じるところですが、ここでは、アイルランドへのフライト情報を項目別に並べてみたいと思います。
成田空港(NRT)/羽田空港(HND)から行く
MEMO:東京から利用可能な主な航空会社
- ターキッシュ・エアラインズ(トルコ航空)
- エティハド航空
- エミレーツ航空
- カタール航空
- ブリティッシュ・エアウェイズ
- フィンエアー
- KLMオランダ航空
できるだけ安く行く
できるだけ費用を抑えてアイルランドに行きたい場合、選択肢に挙げられるのはターキッシュ・エアラインズ、エティハド航空、エミレーツ航空あたりです。
20〜24時間のフライトになり、往復20万円ぐらいが相場です。

中東経由は心配という声も聞きますが、エティハド航空もエミレーツ航空もサービスに不満はなかったです。
ターキッシュ・エアラインズは可もなく不可もなくという感じ。中東の空港の方が豪華で面白かったという印象はあります 笑
*中東経由だと、経由地はアブダビ、ドバイ、ドーハなどがあります。
*トルコ、中東経由だと到着が現地時間の朝になる便もあり、個人的に現地着後頑張って起き続けることで時差の調整をしやすいと思います。
ワーホリなどで片道利用で行く場合は、トルコや中東経由なら12万〜でチケットがあったりしますね。
一時期は乗り継ぎ2回でさらに安いチケットを探すこともできましたが、最近は乗り継ぎ2回でもそうお得感がないよう・・。
費用がそう変わらないなら、ロストバゲージのリスクなど考えて乗り継ぎ1回の便を選ぶのが良さそうです。
ワーホリの片道航空券利用の場合、日本の空港でのチェックインの際に止められるなんてこともあるそうです。ワーホリの申請ページなどを提示したりして、きちんと説明できるようにしておくのがいいですね・・
できるだけ速く行く
アイルランドへは直行便がないため、なかなか時間は短縮しづらいのですが、ヨーロッパ経由の便を利用すれば16〜18時間ぐらいまで総フライト時間を縮めることが可能です。
今は、ブリティッシュ・エアウェイズを使ってロンドン経由か、フィンエアーでヘルシンキ経由、またはKLMオランダ航空でアムステルダム経由の便が便利そうです。(日本航空やANAでコードシェア便となる場合も多いです。)
金額は開きがあり、往復30万〜でチケットがあります。
関西国際空港(KIX)から行く
MEMO:東京から利用可能な主な航空会社
- エミレーツ航空
- カタール航空
関空からアイルランドへ行くには、シンガポールやマレーシアなどを経由してから、中東かドイツあたりを経由することで、フライト時間は30〜35時間にはなりますが、往復14〜16万円くらいで行くことができます。
*2社の航空会社を使うことになりますが、コードシェア便となっているものが多いようです。
どうしても乗り換え1回に絞るなら、エールフランスやエミレーツ航空の利用で、フライト時間も片道20時間くらいにできます。この場合往復チケットは25万〜で見ておくのが良さそうです。
ワーホリで片道利用なら15万くらいが相場になります。
中部国際空港 セントレア(NGO)から行く
MEMO:東京から利用可能な主な航空会社
- ターキッシュ・エアラインズ(トルコ航空)
- ルフトハンザ航空
- エミレーツ航空
- カタール航空
- フィンエアー
- ブリティッシュ・エアウェイズ
セントレアからの場合、便数が減っているのか、乗り継ぎ1回の便を見つけるのが厳しいようです。
乗り継ぎ2回の往復チケットは15万円〜です。(フィンエアーやブリティッシュ・エアウェイズを使うと30万越えとなるようです。)
狙い目の月は?

コロナ禍以前では、クリスマスホリデーが明け切った1月〜2月、夏のホリデーシーズンが終わる頃の7月、クリスマス前の閑散期を狙った11月〜12月前半の航空券が往復で10万を切ったりもしていましたが、今はそれも通用しないようで、どの時期を見ても一律往復20万円くらいは見ておいた方が良さそうです。
航空券は早めに買うべしというのも今はあまり通用しないのかもしれません・・。
少しでもお得に航空券を購入するには?
航空券情報の収集にはスカイスキャナーが便利です。
「最安プラン」「最短プラン」などフィルタリング機能が備わっているので、いろんなルートのフライトを比較することができます。

スカイスキャナーでリスト表示されている料金は目安で、それぞれのフライト詳細を開くと、乗り継ぎ情報などの下に、旅行会社や航空会社それぞれでの料金を確認できるようになっています。
最終額と多きくズレている場合もあるので、気になるフライトがあったら、旅行会社や航空会社のサイトに飛んで料金までチェックした方がいいです。
気になるフライトを見つけ、少しでもお得にということなら、楽天Rebatesやマイル加算など、ポイントやマイルでの還元を狙うという手があります。
楽天Rebatesを経由する
チケットをカタール航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、JAL(日本航空)などの航空会社、またはExpedia、Trip.comなどの旅行会社で買う場合、一旦楽天Rebatesのサイト(アプリ)に入り、そこから航空券を買うと、チケット代の1%が楽天ポイントで返ってきます。
(※クーポン利用はポイントバック対象外だったり、燃油サーチャージ分が対象外となる場合もあります。)
楽天Rebatesではたまにキャンペーンをやっていたりもするので、うまくいけば1%以上のポイントがつく場合もあるかもしれません。
30日以内に3,000円以上のお買い物をすると500ポイントバックされます。
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提携マイルも貯める
航空会社の「マイレージ会員」になって飛行機を利用すると「マイル」が貯まります。
アイルランド行きで利用できる航空会社の多くは、JALマイルやANAマイルとの提携があり、直接ANAやJALの飛行機を利用していなくてもマイルを貯めることができます。
チケット購入の際にマイレージ会員情報を入れるか、搭乗後の事後登録でマイルを獲得することができます。
アイルランドへのフライト

今回は首都・ダブリンまでのルートで情報をまとめました。
ゴールウェイやコークなど、地方を目的地にする場合も飛行機での移動が可能ですが、一度ダブリン空港まで出て、そこからバスで移動の方が便利かもしれません。
空港からのバスは、深夜便などもあり、片道€20以下で移動できたりします。
時間がかかっても安さを取るか、安心だと感じる航空会社に絞って選ぶか・・、航空券選びの基準も人それぞれだと思います。
今後もまだ少しチケット代は上がりそうですが、できるだけ条件に合う形でチケットを見つけて空の旅ごと楽しめるといいですね。
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