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アイルランドワーホリ|申請書の書き方からメール送付まで【2025年版】

アイルランドワーホリビザ申請書の書き方

アイルランドのワーホリビザ申請書には和訳もついていますが、いざ作成を進めようとすると、書き方で困ってしまうことはありませんか?

「書くべき内容はわかるけど、それを英語でどう書くかがわからない…」

そんな方のために、本記事では、アイルランドワーホリビザの申請経験があり、留学サポートにも携わっていた筆者が、アイルランドワーホリビザ申請書の書き方を詳しく解説します。

人によって書き方が異なりそうな項目については、複数の記入例を紹介しているので、自分に合った書き方の参考にしてください。

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アイルランドワーホリ申請書の書き方【記入例と解説】

ここでは2025年の申請フォームに沿い書き方を解説します。申請の際は、ここでの情報のみでなく、必ず大使館の申請案内ページの情報も確認しながら準備を進めてください。
>> ワーキングホリデー・プログラム|アイルランド大使館

大使館サイトで、「申請のご案内」ページ内でダウンロードできる申請書と「Application Form 申請書 *最終頁に和訳付」というボタンからダウンロードできる申請書が異なるようです。
どちらの書類を使っても聞かれる内容は同じですが、「Application Form 申請書」からダウンロードできる申請書の方が設問の書き方が細かく、解答項目も23まであるので、そちらの申請書を使うのがよさそうです。

アイルランドワーホリ申請書の書き方については、下記の記入例を参考にしてください。

1. Last name:
Suzuki
パスポートと同じ表記で
2. First name:
Taro
パスポートと同じ表記で
3. Gender:
性別
Male(=男性)/ Female(=女性)
該当の性別を◯で囲みます
4. Marital status:
婚姻状況
Unmarried(未婚の場合)
または
Married(既婚の場合)
5. Date of birth:
生年月日(西暦)
8 January 2000
アイルランドでは日→月→年の順が一般的です
6. Age:
年齢
25
7. Place of birth:
出生地
Tokyo, Japan
8. Present address:
現住所
101 xx building, 1-2-3 xxx-ku, Tokyo, 000-0000, Japan
部屋番号・建物名→番地、丁目・町村名→市区名→都道府県名→郵便番号→国名 の順で書きましょう
詳しくは日本郵便のページも参考に
9. Phone number:
電話番号
+81 80-0000-xxxx
+81(0)80-0000-xxxxという書き方もできます
(国番号を付けずに記入しても申請許可がおりました!)
10. E-mail:
E-mailアドレス
xxxxx@xxx.com
申請結果を受け取りたいメールアドレスを記入します
携帯キャリアメールは避け、Gmailやhotmailなどのメールアドレスの使用をおすすめします
11. Japanese passport number:
パスポート番号
TX0000000
パスポート顔写真ページ右上のアルファベット2桁と数字7桁の番号を記入します
12. Passport valid until (date):
パスポート有効期限(西暦)
19 December 2031
パスポート記載の期限を書き込みます。申請では有効期間が6ヶ月以上必要です。
13. Educational records:
Name of university or, college or Hight School.
学業経歴
大学名(大学卒業者以外の方は、専門学校又は高校名)
xxxx University
Educational records:
Dates attended
入学日
1 April 2016
Educational records:
Name of Degree or Certificate received
証明書、免状、学位
Bachelor of Arts
*下で詳しく解説します
14. Date you wish to commence your visit to Ireland:
アイルランドへの入国日
12 July 2025
申請対象期間内の日程で希望の日程を記入します(あとから変更可能なので、とりあえずの日程で大丈夫です!)
※ワーホリビザ発行まで申請から1〜2ヶ月かかる点も考慮して日付を決めましょう
15. Proposed length of stay (maximum 1 year):
滞在期間(1年以内)
1 year
1年の期間を満了せず帰国予定の場合は、「xx months」と書きます
16. Please give a short explanation (max. 100 words) of how you plan to spend your Working Holiday Programme in Ireland.
ワーキング・ホリデーでの滞在計画案(200字以内)
I am planning to go to a language school and I would like to work for a local company.
*下で詳しく解説します
17. If you have previously lived abroad, please state country and year.
過去、外国に住んだことのある方は、国名(都市)と時期、期間を記入くだい。
Auckland, New Zealand from June 2022 to April 2023 (11 months)
外国に住んだことがなければ、n/a (=not applicable: 該当なし) と記入すれば大丈夫です
18. Employment records:
Please give details of recent employment, if any. Name & address of employer:
職業経歴(該当者のみ)
会社名、住所
xxxxxx Co., Ltd
6F xx building, xxx-ku, Tokyo, 000-0000, Japan

自分が直近で働いていた会社名とその住所を英語で書きます(アルバイトの場合でも雇用先の会社名と住所を英語で記載しておきましょう)
仕事の経験がなければ、n/a(=not applicable: 該当なし)でOK
Employment records:
Date of employment:
雇用開始日
1 April 2020
Employment records:
Duties & responsibilities (max 50 words):
業務内容
Preparing regular reports and presentations as an administrator.
*下で詳しく解説します
Employment records:
Will your present job (if any) be available to you on your return?
現職の会社にワーキング・ホリデー終了後、戻る予定がありますか。
Yes(戻る予定がある場合)
または
No (戻る予定がない場合)
19. Employment in Ireland:
What type of employment do you intend to seek in Ireland?
アイルランドでの就労について
アイルランドではどのような仕事を探す予定ですか。
I hope to find a job in the hospitality industry.
*下で詳しく解説します
※申請書では「What type of employment to you intend to seek in Ireland」となっていますが、過去に出されていた申請書ではtoの部分はdoの表記でした。
Employment in Ireland:
Details of any employment you have already arranged in Ireland:
すでに仕事が決まっている方は詳細を記載ください。
n/a
特に決まっていなければ、n/a(=not applicable: 該当なし)で問題ありません
決まっているなら、会社名や会社住所を記入します
20. How did you hear about the Ireland Working Holiday Programme?
Please give details in your answer.
アイルランド・ワーキング・ホリデープログラムをどのようにお知りになりましたか。詳細も併せて記載ください。
友人/大学/教育フェア/インターネット/他の大使館/広告/その他(大学名、ウェブサイトアドレス、広告媒体名等記載ください。その他を選んだ方は詳細を記載ください。)
Friend / University / Education fair / Internet / Advertisement / Another embassy / Other (Please share the name of university, the advertisement, etc. and describe details.)
該当のものに◯をつけます
Otherを選んだ場合は、詳細を英語で記入しましょう
21. Would you like to receive Embassy updates about Ireland-Japan news and events?
大使館からのニュースやイベント情報を希望しますか。
(はい又はいいえを選んでください。)
Yes(お知らせを受け取りたい場合)
または
No(お知らせを受け取りたくない場合)
Yesにしておくと、メールでアイルランド関連のイベント情報などが届くことがあります(過去には大使公邸でハロウィンパーティーが開かれ、ワーホリ経験者が招待されています!)
22. Have you ever been convicted of a crime? If so, please provide details, including name and section of law convicted under and penalty imposed.
有罪判決を受けたことがありますか。ある場合は、有罪判決を受けた法律名と条文、科された刑罰など、詳細をご記入下さい。
No (犯罪歴がない場合)
または
Yes(犯罪歴がある場合)
Yesと答えた場合は、続けて有罪判決を受けた法律名と条文、刑罰を記入

23. Terms and Conditions(規約)の項目も全て確認し、最後にチェックを入れます。

たびわ
たびわ

規約のところには、現地での在留登録(IRP登録)のことやワーホリビザの延長・切り替えに関すること、ワーホリビザ期間終了後の出国について書かれています。
ここでしっかり確認しておきましょう。

学位、証明書、免状の書き方(項目13)

項目13の「学業経歴」では、学位や専門学校資格、高校卒業資格など、最終学歴に応じた情報の記入が必要です。

大学卒の場合、学士(=bachelor’s degree)を持っていることになります。
※大学院卒の場合は修士(=master’s degree)も持っていることになります。

基本的には英文の学位証(または卒業大学の学部の英語ページ)を確認すれば、以下のように専攻科目に沿った学位名があり、それを書き写せば問題ありません。

書き方例:

  • 教育学部 → Bachelor of Education
  • 音楽学部 → Bachelor of Music
  • 看護学部 → Bachelor of Nursing / Bachelor of Science in Nursing

もしこれから英文証書の取り寄せ予定で、詳しい学位名がわからない場合は、文系分野を学んだならBachelor of Arts (=BA)、理系分野を学んだならBachelor of Science(=BS)と書くだけでも十分です。

たびわ
たびわ

申請書をメール送付し、ビザの申請許可が下りれば、学位証の原本を取り寄せてビザセンターに提出することになります。そのときに正式な学位名を示すことになるので、申請書には「Bachelor’s degree(学士)」という記載だけでも十分ではあると思います。

専門学校卒の場合は、Diploma in Technologyのように、Diploma in xxxと専門分野を書くことで専門士を持っていることを伝えられます。

英文証書に記載の内容を書き写すのがベストですが、申請の時点で証書が手元にない場合は、以下のような分野名を「Diploma in…」と合わせれば専門分野を書き表せます。

  • Technology(工業)
  • Agriculture(農業)
  • Medical Care(医療)
  • Personal Care and Nutrition(衛生)
  • Education and Welfare(教育・社会福祉)
  • Business(商業実務)
  • Fashion and Home Economics(服飾・家政)
  • Culture and General Education(文化・教養)  …etc.

高校卒の場合は、「Upper Secondary School Leaving Certificate」と記入しましょう。

ワーキング・ホリデーでの滞在計画案の書き方(項目16)

滞在計画案については正解はなく、アイルランドワーホリ中にやりたいと思っていることを素直に書ければいいはずです。申請書への書き方の例をいくつか並べておきます。

I am planning to go to a language school for the first 3 months to improve my English and I would like to work for a local company once I finish my study.
(英語力を磨くため語学学校に3ヶ月通い、コースが終わったら現地の会社で働きたいです。)

I hope to find a job to have an international work experience. Also, I would like to meet local people and travel around Ireland to have opportunities to learn Irish culture as much as I can.
(海外での仕事の経験を得るため仕事を見つけたいと思います。また、現地の人と触れ合ったり、アイルランド国内を旅行したりして、できる限りアイルランドの文化を学ぶ機会を持ちたいと思います。)

うまくまとめられないときは、DeepLなどの翻訳ツールも駆使しながら記入しましょう。(Chat GPTの利用もありだと思いますが、できるだけ自分の言葉でまとめましょう。)

業務内容の書き方(項目18)

項目18の「Employment records: Duties & responsibilities(業務内容)」については、自分のポジションと業務内容を2、3挙げて説明すれば問題ありません。

下記を参考にしてみてください。

  • 事務職の場合:
    Work as an administrator, organising and managing records, files, and databases.
    (事務を担当しており、記録、ファイル、データベースの整理と管理をしています。)
  • 看護師の場合:
    As a nurse, I monitor patients’ conditions to provide the best possible care and advice.
    (看護師として、患者さんの状態をモニタリングし、最適なケアとアドバイスをあげています。)
  • ショップ店員の場合:
    Work as a sales assistant at a clothing store.
    (アパレルショップの店員をしています。)
  • Webデザインのフリーランスの場合:
    I am a freelance web designer, creating landing pages for companies.
    (私は企業のランディングページを作成しているフリーランスのウェブデザイナーです。)

I(私)で文章を始めてもいいですが、CV(英文履歴書)では動詞から文章を始めることが多いため、主語(I)を省略する形で書いても問題ないでしょう。

アイルランドでやりたい仕事の書き方(項目19)

「What type of employment do you intend to seek in Ireland?(アイルランドではどのような仕事を探す予定ですか。)」の質問については、以下のように記入ができます。

  • カフェで働きたい
    → I would like to work as cafe staff.
  • ホテルで働きたい
    → I am interested in working at a hotel.

具体的な仕事イメージがなくても、下記のように分野で伝えることも可能です。

  • I would like to work in the hospitality sector.
    (ホスピタリティー分野の仕事をしてみたいです。)

この項目もChatGPTやGeminiなど、AIをうまく活用しながら書くといいでしょう。

アイルランドワーホリ申請書送付メールの書き方

申請書の準備が整ったら、いよいよメールで申請書を送ります。

申請書の送付先は、ビザ申請の手続きをするVFSというところです。(*VFSはイギリスYMSのビザ申請も管理するような、世界規模でビザ申請センターを運営する会社です。)

申請にあたり、特に詳細な指示があるわけではないですが、メール件名には名前も入れるようにして送るといいかもしれません。

たびわ
たびわ

実は・・
たびわ自身が申請したとき、申請書をメールに添付して、”Japan-Ireland Working Holiday Application Form – xxxxx” とxxx部分に自分の名前を入れてたものを件名にして送信しました。
本文には何も入力しなかったんです…。
本当に申請書のみ送った感じになりましたが、無事申請許可をいただきました!

本文をきちんと書いて申請書をメール送付するなら、以下のように英語で書くか、日本語で同様の内容を書き添える程度で問題ないかと思います。

To Whom It May Concern,

I am writing to apply for the Japan-Ireland Working Holiday programme.
Please find attached my application form.

Kind regards,
(名前)

メール送付後は、VFSから「申請を承りました」という旨の日本語(または英語)メールが届くはずです。

申請書をメール送付し、受け取り確認のメールが届けば申請は完了です。VFSからの申請結果メールが届くのを待ちましょう。

▼申請書類をメール送信後、改めてアイルランドワーホリビザ申請のステップを確認したい方は、以下の記事も参考にどうぞ
▼メール申請後、本申請の際に必要になる英文履歴書の書き方についてはこちらの記事もとうぞ

アイルランドワーホリ申請書の書き方を押さえて挑戦しよう

2022年以降、ビザ発給件数が800件に増枠されたアイルランドワーホリビザについては、今のところ申請許可が下りなかったという情報は目にしていません

過去にはイギリスワーホリ(YMS)に落選した人がアイルランドワーホリへ流れる傾向がありましたが、2024年にYMSの定員が6,000人に拡大されたこともあり、今後はイギリスもアイルランドも比較的ビザの申請希望が通りやすい状況が続くと考えられます。

とはいえ、書類不備で申請がスムーズに進まなかったり、後々不都合が出たりしてもよくないので、申請書の書き方をよく確認して準備を進めましょう。

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