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ライターズティアーズの魅力とは?【アイリッシュウイスキー図鑑】

ライターズティアーズ

涙のマークが印象的なアイリッシュウイスキー「ライターズティアーズ(Writers’ Tears)」をご存知でしょうか?

店頭で見かけることはまだ少ないですが、ブランドコンセプトやボトルデザイン、製法にこだわりが感じられ、詳しく語りたくなるウイスキーです。

本記事では、そんな「ライターズティアーズ」を紹介します。

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ライターズティアーズはどんなウイスキー?

ライターズティアーズには日本語版の公式サイトがないため、英語版の公式サイトをもとに、次の3つのポイントから解説します。

  • ライターズティアーズの特徴
  • ボトルラインナップ
  • ブランド名の由来

ライターズティアーズの特徴

ウォルシュウイスキーブランド
アイリッシュウイスキーフェスティバルにて。The IrishmanやDé Danannも映り込んでいます。

ライターズティアーズは、バーナード・ウォルシュとローズマリー・ウォルシュ夫婦が創設した「ウォルシュ・ウイスキー社(Walsh Whiskey)」のブランドです。

たびわ
たびわ

ウォルシュ・ウイスキー社では、2007年に「アイリッシュマン(The Irishman)」のブランド名でウイスキーの展開を始め、2009年から「ライターズティアーズ(Writers’ Tears)」の展開を始めました。
同社では現在もその2つのブランドを展開しています。

ライターズティアーズが3回蒸留であるという点はアイリッシュウイスキーらしい特徴ですが、一番の特徴は、ポットスチルウイスキーとシングルモルトウイスキーのブレンドという点。

また、ボトリングの際に冷却ろ過しない、「ノンチルフィルタード(ノンチル)」なのも珍しい点です。

たびわ
たびわ

ブレンドする場合は「ポットスチル + グレーン」「モルト + グレーン」が一般的ですね。またボトリングも冷却ろ過するのが一般的!

【参考】The story behind Walsh Whiskey|Writers’ Tears|The Irishman

▼「ポットスチルウイスキー」の詳しい解説ならこちらもどうぞ

ボトルラインナップ

日本で入手可能な「ライターズティアーズ」のボトルは、主に以下のものがあります(2025年9月現在)。

ボトルラインナップ特徴価格相場
コッパーポット
Copper Pot
バーボン樽で熟成4,300円〜
ダブルオーク
Double Oak
バーボン樽とコニャック樽で熟成したものをブレンド5,880円〜
シングルポットスチル
Single Pot Still
ポットスチルウイスキー
バーボン樽熟成後、ペドロヒメネスシェリー樽とマルサラワイン樽で熟成したものをブレンド
11,866円〜
テキーラカスクフィニッシュ
Tequila Cask Finish
バーボン樽で熟成後、テキーラ樽で後熟させたリミテッドエディション
(日本市場向けには180本のみの限定 ※リードオフ株式会社リリース情報参照)
24,200円〜

なかでも、「コッパーポット」と「ダブルオーク」は、International Sprits Challenge(ISC)や東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)など多くのコンペで金賞を受賞しています。

このほかにも、「Red Head(レッドヘッド)」や「Cask Strength(カスクストレングス)」、「Japanese Cask(ジャパニーズカスク)」などがあります。

【参考】Writers’ Tears Award-Winning Premium Irish Whiskey

ブランド名の由来

ブランド名の「ライターズティアーズ(Writers’ Tears)」は「作家の涙」という意味です。
(※過去に日本のミズナラ樽を使用した限定ボトルを出したとき、「作家の涙」という日本語表記がありました。ただし、文法的なニュアンスでは「作家たちの涙」という感じです。)

これは、インスピレーションを求めた作家たちがあまりにもウイスキーを愛飲し、ウイスキーの涙を流したということに由来しているそうです。

たびわ
たびわ

ウイスキーの涙が流れるって、そうとう飲み過ぎでは…と思ってしまいますけどね 笑

ライターズティアーズは19世紀の伝統的なウイスキーレシピを再現したもの。

19世紀から20世紀初頭にかけては、アイリッシュウイスキーの黄金時代であっただけでなく、アイルランドの詩人や小説家、劇作家にとっても黄金時代でした。

たびわ
たびわ

19世紀〜20世紀にかけては、『ピグマリオン』を書いたジョージ・バーナード・ショー、『幸福な王子』のオスカー・ワイルド、アイルランドの詩人として有名なW.B.イェイツのほか、ジェイムズ・ジョイスサミュエル・ベケットなどといった詩人や小説家、劇作家がいます。

ブランド名には、「かつて芸術家たちが愛したであろう伝統的な味わいを現代に蘇らせる」というコンセプトが込められているようです。

ライターや編集者の方への贈り物にもよいウイスキーかもしれません。

【参考】Writers’ Tears Award-Winning Premium Irish Whiskey

ライターズティアーズ・コッパーポット【レビュー】

ライターズティアーズのミニチュアボトル
ライターズティアーズのミニチュアボトル

ライターズティアーズ・コッパーポット(Writer’s Tears Copper Pot)を飲んでみた感想は以下のとおり。

▼テイスティングノート
香り:リンゴ、バニラ、ハニー(リンゴ&バニラ感がトロピカルなフルーツも思わせる)
ボディ:ライトめ
味:青リンゴ、ビターチョコレートのような渋さのある後味

個人的には加水せず、ストレートのままが好みです。

ハイボールも苦みがきいてキリッと締まっていいと思いますが、苦みが気になる方もいるかも…。

ライターズティアーズが買える場所

ライターズティアーズの日本上陸は2019年。
(販売元のリードオフジャパン株式会社が2019年に日本初上陸を発表しています。)

アイリッシュウイスキーの取り扱いがある店舗を回ってみた限りでは、店頭取り扱いがある店舗はまだまだ少ない印象です。

Amazonや楽天市場、ビックカメラなどのネット通販であれば購入ができます

コッパーポットのミニチュアボトルであれば、ビックカメラの店頭で入手可能です(2025年9月時点)。

たびわ
たびわ

同じ会社の別ブランド「アイリッシュマン ザ・ハーヴェスト」のミニチュアボトルもビックカメラで取り扱いがあります。「ライターズティアーズ」も「アイリッシュマン」もビックカメラでは998円(税込)です(2025年9月時点 )。

ライターズティアーズで作家に思いを馳せてみる?

まだまだ知る人ぞ知る感もあるのかもしれないアイリッシュウイスキー「ライターズティアーズ」。

2025年にはテキーラカスクフィニッシュの限定ボトルも日本に入ってきており、今後またボトルの展開が増えていくのも楽しみです。

気になった方はまずは、ミニチュアボトルで「コッパーポット(Copper Pot)」からお試しください。

▼ 700mlボトルから試す方はこちらをチェック!

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