アイルランドにワーキングホリデーで行こう!
そうなって気になるところと言えば、やっぱり費用面のはず。
ワーホリビザ申請費用を含めた渡航前の費用はについてはすでに詳しく書きましたが、じゃあ、本当に1年行くとなったらいくら必要になるのか。
ここでは、2017年〜2018年にアイルランドワーホリをしてきたたびわ(@tabi_wa)が、2022年の情報も交えつつ、かかった費用をまとめていきます。
ワーホリでかかったお金
結論から言って、1年のアイルランドワーホリでかかった費用は、渡航前にかかった費用約30万と合わせて180万円という感じでした。
語学学校には一切行かなかったし、留学エージェントも利用していないので、ここでは本当の基本費用ということでまとめていくことになります。
ワーホリ費用の内訳
ワーホリでアイルランドに暮らす1年間、何にお金がかかるかというと・・
- 家賃
- 食費
- 通信費(携帯代)
- 日用品
- 交通費
- GNIB登録料
- 服・化粧品
- 旅行・観光
- ギフト・趣味のもの
黒の項目は何がどうなってもかかる費用(絶対費用)、グレーの項目は努力次第で抑えられる費用(変動費用)という分類です。
絶対費用
それでは早速黒の項目、最低限かかる費用についてまとめていきます。
家賃

家賃に関しては我ながらうまく抑えた方だと思っています。
アイルランドでは家探しがなかなか大変というところがあるのですが、自分の場合は、ダブリンの北側・シティーセンターまで徒歩15分のところに家を見つけることができました。(この便利な立地のおかげで交通費も少し浮いたと思います。)
部屋は一人部屋で、キッチン・バスルームをイタリア人1人、フランス人2人、フィリピン人1人との5人でシェアして住んでいました。
家賃は抜群の立地にも関わらず月€450(約58,000円)、光熱費が月€30〜50(冬場高くて月6,500円)で、1年間で78万円の計算です。
自分は家賃€450でしたが、友人の話を聞くともっと払っている人の方が多かったです。

たびわは語学学校なしワーホリですが、多くの人にとってワーホリの2大支出と言えば、家賃と語学学校費用。家賃のところでどうにか出費を抑えたいところではありますが、コロナ禍以降家賃の高騰が進んでいるようですね・・。
冒頭でも書いた通り、ここでの費用詳細はコロナ禍前のものでまとめています。
これからのワーホリに行く場合のプラン立てでは、最低でも月€800(約10万)くらいは見積もっておくのが安心だと思います。
あとは、どうしても家賃を低くというなら、ルームシェア(何人かで部屋をシェア)で住む覚悟も必要かもしれません。
食費

絶対にかかる費用の中で次に大きな割合になったのが食費でした。
その額、25万円!!
外食費用も入れてます。(ビールが好きでして、パブでの費用も入ってます。)
なんだかんだで月だいたい2万円の計算です。

結果、日本で一人暮らしの時と変わらない感じでした。
アイルランドの外食費用は量も多めで多少高くつきますが、自炊するなら食材はかなり安く手に入るため、そこでうまくバランスをとれての月2万という感じです。(パスタは1kg=€1〜€1.5で140円ほどで買える感覚です。野菜が特に安いですが、肉類は日本より高めかもしれません。)
もともと食べる方ではないので、男性なんかは食費はもうちょっとかかるかもです・・。
通信費(携帯代)
住んでいたシェアハウスはWi-Fiありだったので、必要だったのは外出時のデータ通信。
3(スリー)という携帯会社のプリペイドプランを使っていたので、月々の出費は€20固定で、だいたい月2,600円の計算。
同じ3ユーザーの人とは通話とSMSがタダだったし、データは使い放題だったので、まぁまぁ安く携帯を使ってました。
通信費は1年で約3万円でした。
日用品

住んでいたシェアハウスではティッシュやトイレットペーパーは各々に用意してという感じだったので、毎月、そういったペーパー類や、ラップなどのキッチン用品を買っていました。
タオル等の雑貨代も含めて、月€15(2,000円前後)ぐらいだったので、年間2.5万円というところです。(TESCO等のスーパーを利用すれば、日用品は安く買えました!)
交通費
シェアハウスの立地の良さもあって、ダブリン市内での移動はほぼ徒歩でいけていたため、交通費はだいぶ抑えられて1.5万円。
下手したら、他のヨーロッパの国に行くための空港までのバス代が一番かかったんじゃないかというぐらいです。
GNIB登録費用
ビザの申請の時に申請料を払っていますが、アイルランドのワーホリでは、現地に行ってから更にGNIB登録というものが必要で、その際に登録料がかかります。
GNIB登録費用は €300(≒ 4万円)です。
カード払いのみが認められるこちらの支払いを終えて初めて、パスポートに押されるスタンプ(ビザ)の期限を3ヶ月間から1年間有効なものにしてもらうことができます。(入国時、大使館から届いたビザを提示してパスポートに入国許可のスタンプを押してもらうのですが、こちらの期限は3ヶ月なのです。)
変動費用
物理的には抑えられるはずですが、まぁまぁ楽しんで過ごしていたので、そこまで抑えてなかったのがこちらの費用でした。(頑張ればここの費用次第でワーホリ費用を抑えられます!!!)
服・化粧品

できるだけ旅行費用にあてたいということもあって、服飾についてはなんとか我慢をしつつ8万円代で抑え切りました。
あまり利用しませんでしたが、PENNEYSというお店は、日本でいう「しまむら」的な感覚で、それなりの服が安く手に入るっていうので留学生には人気があります。
そのお店の服が好きなら、結構オシャレも楽しみつつ費用も抑えられる気もします。
旅行・観光

抑えようと見せかけて全然抑えてなかったのがこちらの費用。
1年のワーホリ中、アイルランド国内では、Kilkenny(キルケニー)やCork(コーク)、Galway(ゴールウェイ)に行ってみたり、ちょっと飛び出して北アイルランドの方までバス旅したりしてました。
国外は、安いフライトを狙いつつ、イギリス、ベルギー(2回)、アムステルダム、ポルトガル、フランスなどなど行きまして、アイルランド国内旅行ではおそらく5万円くらい、国外旅行では15万円くらいを使っていたと思われます。
よって、旅行費用は20万いってるんです・・。
ギフト・趣味のもの
1年あれば、出会いも別れもあるもので、ちょっとしたプレゼントをあげたりなんてこともあったりします。
また、現地でウクレレを購入し、ウクレレ教室にも通っていたので、その辺の費用もありました。
海外アーティストのコンサートなんかにも行き、あとはみんなでホームパーティーをしたりでその費用も加算。
なんだかんだで6万です。
アイルランドで使ったお金
ということで、現地でかかった費用合計はおよそ150万円。
現地では運よく仕事を2つもらい、それなりに稼ぎもあったので、うまくカバーしながらのアイルランド滞在となりました。
旅行費用や趣味に使った費用なんかを抑えれば、120〜30万でいけてるはずだと思います。
今は、コロナも理由にあるのか、家賃や物価の高騰もあるので、もう少し多めに貯金があると安心です。(語学学校に行く場合は、それプラス30〜50万ほどが必要になると思います。)
ワーホリ自体もそうですが、ワーホリ中のお金の使い方にもテーマ設定が大切だと思います。
海外に住めるということ自体を重視して「節約」ワーホリにするのか、働く経験を重視して「働く」ワーホリにするか、仕事も遊ぶことも楽しむ「バランス」ワーホリにするか・・
どんな生活を思い描くかは自分次第。それによりお金の配分バランスも変わってくると思います。
今あるお金やこれから入るお金も気にしつつ、まず「何がしたいか」を明確にしてプラン立てができるといいと思います!
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