留学・ワーホリに限らず、海外旅行するのに1枚は持っておきたいクレジットカード。
留学やワーホリ渡航前にカードを作っておこうという人に向けて、海外生活中にカード中心で暮らしていたたびわ(@tabi_wa)が実際に使っているクレジットカードを紹介します。
海外利用におすすめしたいクレジットカード
先に紹介したいカードを並べると以下のようになります。
- 楽天カード
- エポスカード
- リクルートカード
それからクレジットカードではないのですが、番外編としてここでは以下も挙げておきます。
- ソニー銀行デビットカード
楽天カード

審査が通りやすいと言われる楽天カードは、すでに持っているという人も多いかもしれません。
メリット
- 年会費無料
- ポイント還元率1%(100円につき1ポイントつく)
- 貯まった楽天ポイントの利用先が多い
- 家族カードが作れる
- 2枚持ちが可能
デメリット
- 海外旅行傷害保険が利用付帯:空港までの交通費または海外旅行代金を楽天カードで支払っていないと保険が適用できない
メリットの方が多いと感じる中でも、2枚持ちできる点は海外渡航に向けては特におすすめのポイントだと思います。
盗難・不正利用のリスクも考慮し、海外渡航時は予備のためにも複数枚カードを持っておくのがおすすめ。
アプリで利用履歴の確認もできる楽天カードなら、2枚持ちでも1つのアプリで管理できて便利です。
エポスカード

※2023年10月1日より、海外旅行傷害保険の適用が自動付帯から利用付帯に変更に改悪されるようです・・
海外傷害保険等の充実度を重視して選ぶならエポスカードがおすすめです。
メリット
- 年会費無料
- 海外旅行傷害保険が自動付帯(疾病治療費用補償額も高めの設定!)
- 盗難保険あり
デメリット
- ポイント還元率0.5%(200円ごとに1ポイント付与なので還元率はそこまで高くない)
カードを利用して旅行保険が使える利用付帯とは違い、エポスカードはカードを持っているだけで保険が適用される自動付帯型です。

コロナが落ち着き始めた頃、ベトナムに行くのに「最低10,000USD以上の保険加入」というルールがあったのですが、その時も別途保険に申し込む必要なく準備ができました!
エポスカードは、ある程度使うとインビテーションが届き、年会費なしでゴールドカードに切り替えることも可能。ゴールドカードがあると、空港ラウンジなども利用できるようになります!
アプリでは、スマホカードという機能があり、手元にカードがなくても番号等の確認ができるのが個人的に便利だと思います。(スマホのロックを2重で外さないと見られない仕組みなっているためセキュリティーも安心!)

エポスカードは、Web申し込み後マルイの店舗受け取りが可能なので、急ぎて発行したい場合にも便利です。
\エポスカードも選択肢の一つ!/

リクルートカード

メリット
- 年会費無料
- ポイント還元率1.20%
- 海外旅行傷害保険だけでなく、国内旅行傷害保険も付帯できる
デメリット
- 海外旅行傷害保険が利用付帯:空港までの交通費または海外旅行代金をリクルートカードで支払っていないと保険が適用できない(国内旅行傷害保険も同様に利用付帯)
- 還元ポイントの使い道が限定的
貯まったポイントの利用先に制限があるカードになりますが、リクルートカードもオススメです。
じゃらんやホットペッパーなど、リクルート社が運営するサービスでのポイント利用となるので、貯まったポイントを使いづらいというのがあるかもしれませんが、ポイント還元率が高くお得感があります。
海外旅行傷害保険が利用付帯で使えるカードが多いですが、年会費無料で国内旅行障害保険が使えるのはなかなかにレアです。
番外編:ソニー銀行デビットカード

デビットカードは、後から支払いを完了するクレジットカードとは違い、支払いのタイミングで口座から即時引き落としとなる仕組みです。
ソニー銀行ではSony Bank WALLETというデビットカードを持つことができるのですが、海外での利用前に外貨預金サービスへユーロやドルなどに換えた資金を移しておくことができます。
事前にタイミングを見て外貨両替ができるので、海外利用の際に為替レートを気にせず利用ができます。
対象10通貨の海外ショッピング手数料や海外ATM手数料もお得に済ますことができます。
補足:カードブランドは?
どこの会社のカードにするかという点と合わせて、カード発行のブランドはどうするかというのもあります。
海外での利用を一番の目的に置くなら、VISAかMastercardを選びましょう。
海外ではJCBブランドは使えないことが多いので避けたいです。(※ただし、タイではJCBが優遇されることも多いので、タイの場合は別かも。)
補足:カードを複数枚持つべき理由
クレジットカードは、最低でも2枚は持っていくことをオススメします。
盗難・紛失への備え
起こってほしくはないことですが、不正利用や紛失・盗難などの理由で、海外にいる間に不本意にもカードを止めなくてはならない状況に陥ることもありえます。
カードを複数枚持ち、かつ保管場所を分けておくことで、仮に1枚のカードをロックすることになっても、予備のカードで乗り切ることができます。

ポルトガル旅行中にお財布を盗まれたことがあります・・。
カードは即止め。万一の盗難・紛失の時、現金は返ってくる見込みはほぼなくなりますが、カードなら止めることで対処できるというメリットもありますね。(幸いお財布には現金は少額しか入れていないので、被害額は少なくて済みました・・。)
利用不可の場合のバックアップ
ベトナムでのアプリ利用時のことですが、楽天カードのMastercard付帯のものは登録して使えず、VISA付帯のものなら登録して使えたということがありました。
アプリの利用ということで、機会を絞っての話になるかもしれませんが、VISAカードのみやMastercardのみのようにブランドを絞らず、ブランドを分けて持っておくと「カードが使えない」という状況を回避しやすくなります。
カードを複数持っていると、カードの利用限度額を越えてしまった時にも、他のカードでカバーすることもできますね。

最近はタッチ決済が主流になりつつありますが、ワーホリで海外に長期滞在中、利用頻度が高かったカード読み取りのチップをダメにしてしまい、カードが使えなくなったことがありました。
こういうこともあるので、カード複数枚持ちが安心です。
クレジットカードを賢く使いこなすために

カードがあると海外キャッシングで手数料等を抑えて現地通貨を入手することもできて便利です。
現金で持つより安心なカードですが、カードを使う程、スキミング被害に遭う率は確かに上がり、いつの間にか不正利用されているという事態に陥る可能性もあるのも事実です。
アプリやオンラインアカウントなどとの連携もよくしておいて、特に海外滞在中は、カードの利用状況などもすぐにチェックできるようにしておきましょう。
盗難に遭ってしまった際も、不正利用が発覚した際も、素早く動いてカードをブロックすることで被害を最小限に抑えることができます。
コメント