これから長期でアイルランド(その他海外)に行くとなった時、何を持っていくべきか?
たくさんのブロガーさんたちが持ち物リストを公開していますが、ここでは、アイルランドで1年暮らしたたびわ(@tabi_wa)が、実際の経験に基づき、「これだけは!」というものを厳選してまとめてみたいと思います。
アイルランド長期滞在に必要なものは?
海外に長期滞在する時、できるだけ日本から持っていきたいという気持ちはとてもわかるのですが、アイルランドのような国に行くなら、僻地に行くわけではないので大抵のものは現地で手に入ります。(そうわかっちゃいるけど・・ってやつだとは思うのですが 笑)
日本食については、やはり日本と比べれば不自由さはありますが、最近はアジア系のスーパーも増え、普通の食品スーパーでも和食系調味料の取り扱いも増えています。ひと昔前のような「全く日本食が手に入らない!」ということもなくなりました。
上記の点も踏まえつつ、以下、パスポートやお金、学校の入学許可証などの基本的なもの以外で、必要なものを並べてみます。
日本からアイルランドに持って行きたいものリスト
たくさん持っていきたいものがある中でも、以下のものは持っていくのを強くおすすめします!
- SIMフリースマホ
- ノートパソコン or ダブレット
- クレジットカード(またはデビットカードやキャッシュパスポート)
- ヒートテック&ライトダウン + レインコート or ウインドブレーカー
SIMフリースマホ
現地での情報収集やメッセージのやり取りに欠かせないスマホ。今はほとんどのスマホがSIMフリーで売られていますが、長く同じスマホを使っている人は、現地のSIMカードが使えるよう、SIMロックが解除されているか確認の上スマホを持っていきましょう。
ノートパソコン or タブレット
スマホでもある程度のことはできる時代ですが、現地での仕事探しや申請の際には、パソコンがあった方が便利です。PDFファイルの作成が必要になった場合など、パソコンからの方が申請や手続きがスムーズな場合もあります。
クレジットカード(またはデビットカードやキャッシュパスポート)
お金の管理の面ではクレジットカードが安心です。ATMでキャッシングすることで、手元に現金がなくなった時に対処することもできます。
最近はアイルランド留学・ワーホリ渡航前にWiseやRevolutのカードを用意している人も多いですが、クレジットカードも用意しておきましょう。カード類はバックアップも兼ねて2、3枚は用意しておくのが安心です。不正利用や盗難、紛失など、もしもの時に備えて別々に保管・携帯することをおすすめします。
ヒートテック&ライトダウン + レインコート or ウインドブレーカー
決してユニクロの回し者ではないのですが、ヒートテックとライトダウンはやっぱり重宝します。
雪があまり降らないアイルランドでは、冬も気温がマイナスまで下がることはそうないのですが、海風の影響で体感温度的には結構寒いと感じたりもします。中に着られるユニクロのヒートテックやライトダウンは冬の温度調整に役立ちます。
あとは、傘をさすのが面倒くさいような小糠雨なんかがよく降ったりもするので、フード付きのレインコートがあると便利です。(ライトダウンの上にレインコートの組み合わせなら装備万全!)最近はワークマンなんかでも、機能性の高いレインコートやウインドブレーカーが手に入りますね!
アイルランドワーホリにオススメの持ち物リスト
必須ではないですが、あって便利だったものも並べておきます。
- サーモボトル
- オロナイン
- 洗濯ネット
- 携帯式デジタルスケール
- サングラス
- 海外対応のドライヤー・ヘアアイロン
サーモボトル
案外あって助かったのが、サーモボトルでした。シェアハウス暮らし中、キッチンに行くのが億劫な時にも、サーモボトルに多めにお茶やコーヒーを入れておくと一々作りに行かず便利でした。
オロナイン
軟膏は現地でもちろん薬も買えますが、英語で薬を探すのはハードルが高かったりするもの。
Ointment(オイントメント)で探せば、オロナインのような薬は手に入りますが、使用範囲が広いオロナインを持っておくと、かすり傷や火傷、ニキビなど最初の対処には便利です。(ひとまずの処置をして、それから薬局に買いに行けば安心感があります。)
洗濯ネット
海外の洗濯機は結構動きが荒く、シェアメイトと共有で使うせいか、ホコリも溜まりやすかったりします。衣類を守るために洗濯ネットがあると安心です。
日本なら100均ですぐ手に入りますが、アイルランドでは売っている場所もあまりなく、300円以上したりと割高感が否めません。そんなに重さのあるものでもないし、スーツケースの中で仕分け袋に使うこともできるので、日本から持って行った方が楽なアイテムかもしれません。
携帯式デジタルスケール
携帯式のデジタルスケールは、アイルランドからLCC(格安航空会社)の利用で旅行を検討している人は特に持っておきたいアイテムです。
LCC利用の場合、荷物の重量制限が厳しく、重さが計れずでの空港チェックインはかなりヒヤヒヤします。日本で買えば価格も手頃で、機器自体もそんなに重くないので1つ持っておくと便利です。
サングラス
ヨーロッパや北米、オセアニアの方はどこも夏の日差しが強いです。アイルランドでも夏は日差しの強さにびっくりしました。
サングラスも現地購入可能ですが、自分に合ったサングラスを見つけるには日本から準備して行ったほうがいいかもしれません。
海外対応のドライヤー・ヘアアイロン
個人的に髪の手入れには気を遣っているので、海外対応のものでマイナスイオンドライヤーや使い慣れたヘアアイロンがあると安心でした。
ただ、そこまでこだわりがないなら、現地でも購入が可能です。
荷造りのポイント
ここまで、アイテムを絞りリストで並べてきましたが、もちろんある程度衣類や雑貨も日本から持っていくべきです。
少しポイントをまとめます。
- 衣類:半袖より5分袖〜長袖を中心に!(異常気象などもありますが、基本は夏でも涼しめです。)
- 靴:パンプスよりスニーカーを!(ダブリン市内は特に、バスと徒歩での移動時間がほぼ一緒になることもあり、歩いた方が早い場合もあります・・)
- 日本食:フリーズドライやふりかけなど小さく軽いもので!(現地スーパーで醤油や味噌、冷凍納豆も手に入ります。高くはなりますが、アジアンスーパーに行けば結構いろんなものが置いてあります。)
コンタクトレンズを使用している人は、現地からネットショップで買うという方法もあります。
アイルランドの人は傘をささないと言われますが、折り畳み傘の使用もありです。日本製のものの方が軽量なので、日本から持って行った方がいいと思います。
雨対策では、夏以外は結構RAINFUBSのブーツを履き回してました。晴雨兼用で履ける靴はものすごく重宝します。
ちなみに、荷造りの際ですが、フライトで乗り継ぎがある場合は、手荷物に1泊分のセットを入れておくというのも賢い準備の仕方だと思います。・・というのも、自分の経験で、乗り継ぎに失敗して手荷物の詰め方を後悔したことがあるからです。
アイルランド現地の使えるお店
現地に到着したての時は、何が何のお店かもわからないもの。ここからは、参考までに、アイルランドの使えるお店を紹介します。
Penneys(ペニーズ)
イギリスにもPrimark(プリマーク)の名で出店しているPenneysはアイルランド発のファストファッションブランド。
ファストファッションとは言いますが、業態は日本のしまむらに似ていて、衣類や服飾雑貨はもちろん、寝具やタオル、インテリア用品など、わりとデザインのいいアイテムをお手頃価格で手に入れることができます。化粧品なんかも品揃え豊富。こだわらなければ、衣類はPenneysで手に入るので、日本からは必要最低限でなんとかなります。
ダブリンだけでなく、ゴールウェイやコークなどの主要都市はもちろん、地方都市にもそれなりに店舗があり、ひとまずものを揃えたい時には頼れるお店です。
アイルランドの定番ショップ
他にも、薬や化粧品類ならBoots(ブーツ)、雑貨なら€1.5均一で品揃えがあるDealz(ディールズ)やEuro Giant(ユーロジャイアント)などのお店も使えます。
DealzやEuro Giantは、均一ショップとは言え、雑貨類を買うには日本より割高・・。生活雑貨の購入では、Tesco(テスコ)やLidl(リドル)などのスーパーのプライベートブランドを利用するとお得に買えたりもします。
日本人コミュニティという抜け道も
お店ではないのですが、日本人同士の情報交換に役立つオンラインサイトMixBでは、帰国や引っ越しで不要となった自転車や家電、日本製のものの「売ります」情報が載っています。(ジモティのようなイメージですね。)
売主さんと会って直接やり取りすることになりますが、抵抗がなければ、こういうコミュニティを利用して必要なものを手に入れる方法もいいかもしれません。
▶︎MixBの「売ります」のページ:https://irl.mixb.net/sale/articles
海外長期滞在の持ち物
基本的にはどのアイテムも現地での入手が可能ですが、現地到着後すぐはどのお店で何が手に入るかもわからないことが多いと思います。現地に慣れるまでの期間に使えるように、消耗品系のものも日本から少量持っていっておけると安心です。
渡航前最初の難関は、飛行機の受託手荷物の重量制限を超えないこと。「これ使うかも」は大抵使わないので、「これがないと本当に困る!」というものから優先順位を決めてパッキングしていけるといいですね。
コメント