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アイルランドワーホリで辛かった3つのこととそこから学んだ1つのこと

ワーホリで辛かったことと学んだこと アイルランドワーホリ

いつになっても、どこにいても、

アイルランドが好きだー!!!

と声を大にして言いたいわけなのですが、それは辛かったことも全部ひっくるめての話。

・・白状すると、アイルランドへのワーホリを決めた時は、「ワーホリももはや3度目。英語力もまぁまぁあるし、きっとなんの問題もなくトントンで行くだろう」なんて思っていました。

ですが、最初の2、3ヶ月ぐらいはかなり苦戦していたのです。

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アイルランドワーホリで辛かった3つのこと

アイルランドに限らず、ワーホリでは最初の基盤づくりが大変だったりします。

1. 家が見つからない!

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ワーホリ出発前からネットの噂でこの辺はなんとなく予期していたのですが、やはり家探しは少し苦戦しました。

運よくアイルランド到着後3日目にして家を見つけられたのですが、見つかったのは契約期間2ヶ月の「短期の家」。

引っ越しをしたその日からまた新たな家探しをするような状況でした。

学校にも行かず、仕事もないままアイルランドに行ったので、新たな家が見つからず大苦戦です。

問い合わせメールはほぼスルーされるし、電話が来たと思えば、無職を理由に内見さえさせてもらえなかったり。(ここは、嘘でもお金があるとか面接が進んでいるとでも言っていればよかったと今ならわかる!)

ところが、運がよかったのは、「短期の家」のオーナーさんが実はもう1軒家を持っていて、なんとそこに住まわせてもらえることになったこと。(しかもシティーセンターまで徒歩15分だった!)

そうしてなんとかホームレスの道は逃れたのですが、その後もよりいい条件を求め家探しは続行。

1年のワーホリ期間中、断続的にではありつつ家探しを続けましたが、内見すら行けないところも多く、結局最後までその2軒目のお家に住み続けることになりました。

実際、現地で出会った留学生たちとも、「家が見つからない」というのはよく話のネタになっていました。

幸い住む場所は見つかっていたので、文句なんていうべきではないのですが、またもう一度アイルランドに住むとなったら、一番の心配要因は家探しだろうなと思ったりします。

2. 仕事が見つからない・・

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渡航を決めた時から、できる限り1年以上アイルランドにいられるようにしたいと考えていたので、かなり的を絞っての仕事探しをしていたのも大きな原因かと思いますが、仕事探しも大変でした。

飲食やクリーナーなどのお仕事ならそれなりにチャンスはあったのかもしれませんが、初めからオフィスワークを探して動いていました。

飲食系のところはCV(英文履歴書)を配るのが基本ですが、オフィス系はそうも行きません。

求人情報を毎日眺めてはメールや応募フォームからCVを送る日々。

求人がない時は自分で興味のあるところに直接コンタクトを取っていました。

応募をするも全く返事のない時期が続き、いざ面接に行っても英語版お祈りメールやサイレントお祈りをもらうばかりでした。(飛び抜け高いスキルがあるわけでもなかったので当然ですが・・)

仕事が見つからない状況は、1ヶ月、2ヶ月と続き、日本に帰るべきなのか本気で悩むこともありました。

周りと比べても仕方ないのに、友達が仕事を見つけたりするとやっぱり焦ったりもしますよね・・。

誤解のないように言うと、仕事が全くないということではありません。自分が仕事探しをしている間に、英語力が全くないスペインからの友人も仕事が見つかっていました。自分の場合は、的を絞り過ぎていたのはあると思っています。

最終的に仕事は見つかり、なんだったら2つもお仕事が見つかったのですが、アイルランドでの仕事探しでは、履歴書を何百枚単位で配り歩くくらいの根性が必要だなと思いました。

日本のように求人があるから応募するのではなく、自分から仕事口を探しに行くくらいアクティブでないといけません。

また、現地で聞いた話では、最低賃金以下で働いているなんて人もちらほらいるらしいです。

英語力に自信がなく、アイルランドで仕事が見つからず辛いということもあるかもしれませんが、そうした酷い雇用文化に屈しない強さも大事かもとも思います。

仕事探しについては、ぜひこちらもご参考に・・

3. ワーホリの孤独感

loneliness

これはもはや定番というか、避けて通れないところでしょうか。

ワーホリ然り、長期で海外で暮らすとなるとなんとも言えぬ「孤独」を感じることもあります。

せっかく現地でできた友達も、ある時帰国してしまうなんてこともしばしば。

分かり合えると思う友達とでも、ぼんやりとなんとも言えないズレを感じることだってあったりします。(文化の違いを受け入れているからこその違和感というのか、馴染みきれていない自分にふと気づいてみたり・・)

日本にいてもうっすら感じることのある孤独感は、海外だとなおさら強く感じられることもあったりします。

特に、アイルランドに着いてすぐの頃は、友達もまだ少ない上、家のこと、仕事のことなどあったりして、不安や心配を感じるのも当然です。

「孤独感」については、どこにいたってうまい付き合い方を学ぶ必要がありますね。

アイルランドワーホリ中に学んだ大事なこと

これらの辛い時期・経験があってもなお、「アイルランドが好きだ!」と思います。

それは、その辛かったことの先に、ステキな出会いや、アイルランドでではないとできなかった体験がたくさん待っていたから。

・・というか、まさに辛い経験の中にいる時でさえ、周りには支えになってくれるような人たちもたくさんいて、アイルランドだからできる経験をしていたから!

海外に住むっていうと、キラキラの楽しい世界が強調されがちですが、辛い時期もあって当然です。

一番大事なのは、辛い面と楽しい面どっちに目を向けるかってこと。

辛いこと探しを始めればどんどん嫌な部分が見つかるけれど、本当は楽しいこともたくさんあるはずです。

パウロ・コエーリョのアルケミスト 夢を旅した少年 (角川文庫)で、宝を探しに行くための資金を全部盗まれてしまった少年が考えるシーンがあります。

彼は自分のことをどろぼうに会ったあわれな犠牲者と考えるか、宝物を探し求める冒険家と考えるか、そのどちらかを選ばなくてはならないことに気がついた。

「僕は宝物を探している冒険家なんだ」と彼は自分に言った。

アルケミスト 夢を旅した少年(角川文庫)

自分が何に向かっていたのかを考えるために、意外と孤独の時間が役に立ったりもします。

辛い時こそ、その辛さを引き受けてまで得たかったものは何だったかを見つめるべきでした。

必死になって家を探すという経験、失敗ばかりでも海外でスーツを着て本気で面接に挑むという経験、英語版のお祈りメールをもらってがっかりした経験・・。

「チャレンジしてみたい」とアイルランドに行って、チャレンジし続けて、日本にいたら絶対にできない経験をしていました。

そう思えた時、頑張っている自分を褒めてあげられるような気もしたし、周りにたくさん応援してくれている人たちがいるのもわかって、なんだか気持ちが楽になりました。

辛い時こそ「今あるもの」をうっかり忘れてしまいそうになるけれど、そういう時にこそ「今あるもの」「できていること」にも目を向けるのが大事なんだと、アイルランドで再確認できました。

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