「インフルエンサー」という言葉を聞くようになって久しいですが、アイルランドでも注目したい人たちがいます!
ここでは、アイルランド大好きなたびわ(@tabi_wa)の独断と偏見により、SNSで話題のアイルランドの注目しておきたい人たちを紹介します!
アイリッシュダンス系
アイルランドといえば、アイリッシュ・ダンス。ダンス系でおすすめは以下。
Gardiner Brothers/ガーディナー・ブラザーズ
@gardinerbrothers
TikTokで勢いを見せているのは、アメリカ出身で、アイルランド・ゴールウェイ在住の兄弟「Gardiner Brothers(ガーティナー・ブラザーズ)」。
彼らは、Instagram(@gardinerbrothers)ではフォロワー170万人超え(2024年10月現在)、TikTok(@gardinerbrothers)ではフォロワー340万人超え(2024年10月現在)で、「アイリッシュダンサー」で「インフルエンサー」という地位を獲得した2人です。
2021年のセント・パトリックスデーの頃にはあちこちから引っ張りだこで、マクドナルドの「シャムロックシェイク(=セント・パトリックスデー限定シェイク)」の宣伝もしていました。
実は彼らは、どちらもリバーダンスのメンバーです!今後は、リバーダンスでの活躍だけでなく、2人のSNSにも注目していきたいですね!
Cairde / コージャ
Gardiner Brothersに注目!と思っていたら、ちょうどGardiner兄弟と同じ時期ぐらいからTikTok投稿を始めてフォロワー数を伸ばしたアイリッシュダンスグループがいました!!
@_cairde
グループ名のCairde(コージャ)は、アイルランド語で「友達」の意味。
Instagram(@_cairde)ではフォロワー65万人超え(2024年10月現在)、TikTok(@_cairde)ではフォロワー330万人超え(2024年10月現在)です!
グループのロゴやTwitterでの投稿では、アイルランド最古のアルファベット「オガム文字」が書かれており、こんな→「ᚉᚐᚔᚏᚇᚓ」表記があります。これはグループ名のCairdeをオガム文字変換したものです。
こちらのグループは、コロナ禍でアイルランドがロックダウンになり、学校が休みになった時にリモートでInstagramの投稿から始めたのだそうです。その後規制が緩和されて、みんなで集まった時に撮った動画をTikTokに上げたところ、バズって一気に人気アカウントになったのだとか!
アイルランド語&アイルランドの文化系
アイルランドの主要言語は英語ですが、アイルランド語(アイルランド・ゲール語)も重要な言語です。どちらも英語話者のアカウントとなりますが、アイルランド語やアイルランドの文化を知りたいなら要チェック!
Vivienne in NYC
Instagram(@vivienne_in_nyc)とTikTok(@vivienne_in_nyc)の総フォロワー数19万(2024年10月現在)なのは、ニューヨーク在住のVivienne。
日本に来たこともあり、東京のアイリッシュパブを紹介する投稿もしています。
アイルランド語の紹介とともにアイルランドの文化も学べるアカウントです。(合わせて英語のリスニング練習をしたい人にもおすすめ!)
Séamus Lehane
TikTok(@seamboyseam)とInstagram(@seamboyseam)で着々とフォロワー数を伸ばしているのは、アイルランド語ネタやアイルランドの政治家ものまねでコントするSéamus Lehane(・・名前の正しい発音は未確認。)
だいぶコアなネタになりますが、アイルランド語の不思議用法を英語でテンポよく解説する投稿がおもしろいです。
政治家ものまねでは、サイモン・ハリス首相などもかなり特徴が出ていて好きです 笑
アイルランド語に興味のある人、アイルランドの政治がわかる人向けになるため、少しニッチなトピックで上級者向けアカウントかもしれません。たびわ的に今後も追いたい人の一人です。
アイルランドアート系
アート作品でアイルランドを見るならこちら。
Hephee
ちょっとアートなものを楽しみたい方には、Instagramでの投稿がおもしろいHephee(@hephee)を。Hephee(・・名前の正しい発音は未確認。)ことStephen HeffernanのInstagramには、軽い落書きのようで、結構風刺がきいた作品が並びます。
このアーティストは、アイリッシュウイスキーのジェムソンのセントパトリックスデーパッケージもデザインしています。
Robert Grace/ロバート・グレース
アイルランドな雰囲気からは外れますが、Robert Grace(ロバート・グレース)もTikTokで大バズを起こした人の一人。音楽系ですが、合わせて紹介します。
キルケニー出身の彼は、有名曲のカバーやオリジナルソングの他、変わった音をアレンジしたオリジナル楽曲をTikTokで紹介していたようなのですが、ある日「カエル」の鳴き声をアレンジして投稿した楽曲が大ウケし、瞬く間に再生回数を伸ばしたようです。(バズった動画は2時間ほどで出来上がったものだったとか・・!)
結果、彼の楽曲はYouTubeなどでフルバージョンが公開となりました。
フルバージョンはここから:https://robertgrace.lnk.to/NoHope
このアーティストも、2020年の5月頃からTikTokでの動画のアップロードを始め、のちにSony Musicとの契約もしています。今後さらに活躍が期待されるアイルランドシンガーになるかもしれません。
アイルランドなコメディアン系
クスッと笑いながらアイルランドを知りたい方にはこちら!
Foil Arms and Hog/フォイル・アームズ・アンド・ホグ
アイルランドで一番推したいコメディーグループと言えば、Foil Arms and Hog(フォイル・アームズ・アンド・ホグ)です。(グループ名は、メンバー3人それぞれのニックネームをそのまま並べたものらしいです。)
2008年結成の彼らは、もうすでにアイルランドのテレビやラジオにも多く出演し、アメリカやヨーロッパでも公演しています。SNSでの活動を追いたいというより、多方面での活躍を今後もっと見ていきたいといった感じのグループです。
彼らのジャンルは「スケッチ・コメディー(Sketch comedy)」というもので、日本語で言う「ショートコント」のようなスタイル。
程よく風刺がきき、アイルランドのあるあるがつまっているので、アイルランド好きにとってはどの作品もたまらないはずです。
彼らのYouTubeチャンネルは90万人越え(2024年1月現在)のチャンネル登録者がいて、アイルランド語を題材にしたこちらの作品なんかは再生回数が660万回を超えています↓↓
こちらのスケッチも最高です!!↓↓
アイルランドの注目の人たち
他にも、東京オリンピックの体操アイルランド代表だったリース・マクレナガン(Rhys McClenaghan)選手のX(@McClenaghanRhys)のバズ投稿きっかけで彼のYouTubeを知った(彼のVlogがよかったんです!)なんてこともあり、きっとまたアイルランドの情報を集めるほどに、応援したい人が増える予感です。
ここで紹介しているのは、すでにプロとして活躍していたりして基盤のある人たちが多めではありますが、SNSでの発信のおかげで知ることができた人たちです。彼らを応援しつつ、今後も注目したい人がいれば、随時こちらに追加していきたいと思います!!
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