イギリスワーホリ（YMS）で落ちたら？どうしても海外に行くためのプランB

※イギリスのワーホリ（YMS）ビザは、2023年まで申請は抽選で選ばれ、倍率も高く取得が難しいとされていましたが、2024年に大きく変更があり、発給件数が4倍の6,000件、申請方式も先着順となりました。
2024年1月31日〜の申請から新ルール適用ということです。詳しくはGOV.UKをご確認ください。

※この記事は2024年の変更前、まだ申請方式が抽選だった頃に関する内容です。

ここであれこれとアイルランドのことをまとめているたびわ（@tabi_wa）も、今まで4度YMSに応募し、全部落ちた人です・・。

YMS（Youth Mobility Scheme）は、イギリスワーホリビザとも言われますが、厳密にはワークビザに近いもので、イギリスに2年間の滞在が認められる制度です。

YMSビザの発給数は、毎年1000件で、1月と7月にビザの抽選があり、1000人のうちの1人になれれば、イギリスに2年間滞在できるということになります。

しかし、毎年応募者多数で当選倍率は非常に高く、もはや宝くじのよう。気持ちの面ではもう行く気満々なのに、「待った」がかかるのは辛いものですよね・・。

そこで、ここでは、もしもの時の代替案をまとめます！

YMS落選からのプランB

YMSの抽選には、31歳になるまでなら何度でも応募が可能なのですが、タイミングによっては次の抽選時期を待てない場合もありますよね。

そんな時のプランB案はこちら。

1. アイルランドワーホリに切り替えてみる

１つ目の代替案は、思い切ってアイルランドワーホリに行ってみるというもの。

白状すると、たびわもYMSで落ちてしまい、プランBとしてアイルランドワーホリを選んだ人の一人。

その時は、何がなんでもヨーロッパに行くと決めていたので、アイルランドも検討しつつのYMS応募でした。

実際、アイルランドで出会った人からも、YMSに落ちてアイルランドにしたなんて話もよく聞きました。（申請時期もイギリスが先にあり、それからアイルランドのワーホリがあるので、なんとなくアイルランドが2番目になりがちなのもあるかもですね・・）

初めのうちは切なさも残るところかもしれませんが、アイルランドワーホリにするメリットとしては、

なんてのがあります。

アイルランドはどうしても日本にいる私たちにとっては馴染みの薄い国になりがちで、行く行かないの前に、アイルランドがよく知らないという人も多い気がします。

イギリスに遊びに行きやすいというメリットを受けつつ、アイルランドのことがわかるのは決してマイナスなことではないはずです。

イメージがないかもしれませんが、アイルランド、特に首都・ダブリンの留学生は南米国籍の比率が高く、加えてヨーロッパからの移民も多くいるので、おもしろいミックスで外国の人たちと知り合えるのもまたいいポイントです。

アイルランドワーホリのビザ申請は日本からしかできませんが、YMSは世界中のどこからでも申請が可能です。

アイルランドワーホリ中にもYMSへの応募はできるので、次のYMS申請を待つ間に、アイルランドで海外生活を始めてしまうのもありかもしれません。

2. 他のワーホリも視野に入れてみる

ワーキングホリデーという制度をもっと広く見てみれば、2023年1月現在、27ヵ国とのワーホリ協定があり（今後はフィンランドが28番目の国として追加予定）、選択の幅はまだまだあります。

同じ英語圏なら、オーストラリアやカナダ、ニュージーランドもありますし、ドイツやノルウェーなどは英語でもいけるという話もよく聞くので、うまく情報を集めれば、英語圏以外での選択肢も出てくるかもしれません。

ワーホリでは、同じ国に2度行くことはできませんが、ワーホリ制度自体は30歳になるまでなら国を変えれば何度でも利用可能です。

ワーホリが1年のビザだからと、丸々1年いなければならないという訳ではないので、お試しで行ってみるのもまた一つの案だと思います。

3. 学生ビザでのイギリス滞在を考えてみる

それでも、どうしてもイギリスへの思いが断ち切れず、どうにも我慢できないなら、学生ビザでの留学を考えてみるのも一つです。

ワーホリに比べ費用がかかったり、就労についての制限はありますが、それらの点を考えてもやっぱり行きたいなら、きっと何かが待っているはずです！

何事もタイミングってやつがある

自分自身の体験談としては、結局イギリスYMSに落ちたおかげでアイルランドに出会えたので、来るべきタイミングで道が開けるのだと思っています。

YMSに落ちたというチャンスがなければ、アイルランドが大好きだ！という日が来ることはなかったはずですし、帰国後もリモートでアイルランドの企業で働くという展開は待っていなかったことでしょう。

行きたい気持ちが強ければがっかりする気持ちも大きいですが、それでもちゃんとアンテナを張っていればおもしろい情報が入ってきたりするものです。

悲しい気持ちを味わい切ったら、次にワクワクできるプランBを見つけてみましょう。