ヨーロッパに行くのに経由便の利用となれば、ドバイやアブダビ、ドーハなど、中東経由のフライトルートもあります。
中東経由便の利用だとエティハド航空も好きではありますが、エミレーツ航空もこれまで2回使ってみて良かったので、ここにレビューをまとめたいと思います。
エミレーツ航空
エミレーツ航空（Emirates）は、UAE（アラブ首長国連邦）・ドバイを拠点とする航空会社です。ベージュのスーツに白いベール（スカーフ？）がついた赤の制帽という女性キャビンクルーの制服がとても特徴的なエアラインです。
ちなみに、エミレーツ航空利用では、対象になればJALマイルも貯まります。
エミレーツ航空の座席の指定は？
2023年5月のフライトを予約したときには、座席指定の画面を開くと、同時に3D画面も見られるようになっていました。
エコノミーの場合、チケットの購入状況により、チェックイン前から座席が選べる場合と、チェックイン後に座席が選べる場合があるようですが、その違いの詳しいところはわかりません・・。
エコノミーの座席のおすすめは？
飛行機の座席については、エンジン前の席がいいとか、足回りにスペースがある前列の席がいいとかありますが、自分が重視するのは「いかに気兼ねなく背もたれを倒せるか」なので、後ろが壁の座席が狙い目だと思っています。
コック帽子マークがついたギャレー（調理室）前の席は、後ろを人が通れるくらいに余裕があり、席を倒すのに気をつかいません。
ただ、ギャレーを探すと、エコノミークラスだと後ろの方の座席になることもあるので、乗り継ぎ時間がタイトな場合は、早く降りられるよう前の方の座席がいいということもあるかもしれません。そうなった時、リクライニング重視ならトイレ前の席も選択肢の一つです。
後ろにすぐ壁が迫っていて、一見、背もたれを倒せそうにないですが、ちゃんと倒せます。
トイレ前はトイレの流す音がうるさいかと心配にもなりましたが、そもそも飛行機のエンジン音もあり、もはや気になりませんでした。
美味しいと評判のエミレーツの機内食？
エミレーツ航空の機内食についてはユーザー評価が高いようです。確かに、評判通り、機内食は美味しかった印象があります。
エミレーツ航空の機内食
全食を写真に撮ったわけではありませんが、エコノミークラスの機内食はこんな感じ。
エミレーツの機内食メニュー
オンラインでチケット情報ページに行くと、フライトが近くなるとメニューを見られるようになります。
「Chicken or beef？」みたいに、機内では具材でしか聞かれないので、どんなメニューなのか事前にわかるとまたちょっとワクワクしますね。
映画などのエンタメは？
エミレーツ航空を2回利用してみて、2回とも映画やドラマはイマイチ・・という印象です。
映画通ではないので、当てにならない感想かもしれませんが、確かにセレクションはたくさんあっても、名作映画のセレクションが少なく、聞いたことのないタイトルが多い感じ。
2023年5月に乗った時にはチャップリン特集が組まれており、チャップリンの映画がずらりと並んでいたのですが、全く見ずに終わりました・・
ヘッドフォンは不調が出がち・・？
2度目にエミレーツを利用した時は、日本→ドバイ→イギリスと移動し、復路も同様にドバイ経由をして、計4つの路線でエミレーツの飛行機を利用しました。
4区間のフライト中、2回はヘッドホンの片耳の音が出ませんでした・・。
（言えば交換してもらえるので問題ありませんが、忙しいCAさんを止めるのに労力がいったり・・）
エミレーツのアメニティは？
日本⇄ドバイ便での飛行機でのみ、靴下と、特大ブラシの歯ブラシとアイマスクが入ったポーチをもらいました。
乗り継ぎができなかった時のフォローは？
単純に時間を間違えて乗り遅れたという場合は、もちろん自己責任となりますが、そもそも乗り継ぎ先に向かうための飛行機が遅れて到着し、乗り継ぎがうまくいかなかったという場合、エミレーツのサポートはしっかりしているようです。
なにせドバイに拠点を置く航空会社です。ホテルも所有しているらしく、うまく乗り継ぎできなかった時に、そのホテルを無料で利用させてくれることもあります。
ちなみに、利用経験はありませんが、エミレーツ航空では、ドバイでの乗り継ぎが長時間になる場合に、宿泊や食事などを無料で利用できる「ドバイ・コネクト」というサービスもやっているみたいです。
>> ドバイ・コネクト
結論：エミレーツ航空もおすすめ
エコノミークラスでのレビューになりますが、これまでの利用体験を振り返っても、総じてポジティブなイメージです。
エミレーツ航空でヨーロッパに行く場合は、経由便となるため20時間程の移動になることは避けられませんが、サービス面に関しては安心感がある航空会社だと思います。
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