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アイルランドでの服装は?季節ごとの気候に合わせて徹底解説

アイルランドでの服装

アイルランドへの渡航準備の際にしっかり把握しておきたいのが、現地での服装のこと。

荷造りの際は、できるだけ余計なものは持っていきたくないと思う一方で、「あれを持ってくればよかった」と現地で後悔はしたくないと、葛藤を抱える方も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、アイルランドで1年暮らした経験のある筆者が、現地での服装のポイントを詳しく解説します。

あると便利なアイテムや、現地調達の際に役立つお店もあわせて紹介するので参考にしてください。

本記事を読み終えるころには、アイルランドの気候に振り回されず、快適に過ごすためのヒントがきっと見つかるはずです。

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アイルランドの服装選びでチェックしたい気候の特徴

アイルランドの気候

アイルランドの気候区分は「西岸海洋性気候」。
北海道よりも高い緯度にありますが、北大西洋からの暖流や偏西風の影響で雪はほとんど降らず、年間を通じて気温や降水量の変化が穏やかです。

気温の変化が穏やかとはいっても、実際に現地で暮らした経験からいうと、アイルランドでの服装選びでは「日本よりは涼しい(あるいは寒い)」と思っておくのが安心です。

夏は夏らしい日もありますが、朝晩は冷え、冬は海風で体感的にかなり寒くなることがあります。

また、アイルランドの天気は「1日のなかに四季がある」といわれるほど変わりやすく、急な雨や突然の晴れ間が見られることも日常茶飯事。

特に、アイルランド西部は西岸海洋性気候の影響を受けやすく、雨が多く、風が強い傾向があります。

アイルランドで過ごす際は、突然の雨に備えて、レインコートやウインドブレーカーなど、雨風を防げるフード付きの上着があると安心です。

たびわ
たびわ

実際に現地に暮らして発見だったのは、10月ごろに大西洋側からハリケーンがやってくることでした。とにかく風が強く吹き、学校やお店がお休みになることもあります。
また、アイルランドでは築100年を超える古い家が多く、断熱性がよくないために冬場は寒く感じることが多かったです…。

【季節別】アイルランドの服装ガイド

アイルランドでの服装を把握するには、季節ごとの気候を知る必要があります。

アイルランドの季節別におすすめの服装を紹介します。

アイルランドの春の服装(3月〜5月)

アイルランドの5月の服装
よく晴れた5月の様子。半袖Tシャツやショートパンツで過ごす人が多くいました。

アイルランドの春はゆっくりやってきて、3月末ごろからようやく春の花が咲き始めます。3月の最終日曜からサマータイムに切り替わると、夏に向け徐々に気温が上がっていきます。

3月〜5月の気温や気候、服装については、下記を参考にしてください。

平均気温(目安)天気の傾向おすすめの服装例
3月5〜8℃春の気配も感じるものの、気候が安定せず、雹が降ったり、雪が舞ったりすることもある・薄手のダウン
・ニット
・防寒インナー
4月8〜11℃春めいてはくるもののまだまだ肌寒い・薄手のニット
・キルティングコート
・マウンテンパーカー
5月10〜13℃
(天気がいいと16℃前後も)
夏の気配を感じる日が増え、陽が照っている日は半袖Tシャツ1枚で過ごせることもある・半袖 / 長袖Tシャツ
・カーディガン
・パーカー
※気象庁「地点別データ – アイルランド・ダブリン」を参照して作成

5月ごろから、夏の気配を感じる日が増え、半袖のTシャツ1枚で過ごせる日も増えてきます。

とはいえ、日が陰ると寒く感じたり、朝晩に冷え込んだりもするので、カーディガンパーカーなどすぐに羽織れる服があると安心です。

アイルランドの夏の服装(6月〜8月)

アイルランドの8月の服装
アイルランドの8月の野外イベントでの様子。薄曇りで気持ち涼しめ。半袖で過ごせる気候感。

6月に入ると、アイルランドにも徐々に夏らしい雰囲気が漂い始めます。

湿気が少なく、日本でいうとゴールデンウィーク頃によく感じる、カラッとした爽やかな暑さを思わせるような陽気の日が増えていきます。

高緯度に位置するアイルランドは、夏場の日照時間が長く、日が暮れるのは夜21時を過ぎてから。この時期になると、カフェやレストランはテラス席が人気となり、外で過ごす時間を楽しむ人の姿が増えていきます。

6月〜8月の服装は、下記を参考にしてください。

平均気温(目安)天気の傾向おすすめの服装例
6月14〜17℃蒸し暑さがなく、過ごしやすい日が続く。
外で過ごすのが気持ちいい時期ではあるが、突然の雨や冷えに注意
・半袖のTシャツ
・カーディガン
・パーカー
7月15〜18℃一年の中でもっとも夏らしい時期。
晴れると暑く感じる日もあるが、朝晩や日陰はひんやりすることもある
・半袖のTシャツ
・カーディガン
・パーカー
8月15〜18℃引き続き過ごしやすい気候が続くが、下旬には秋の気配を感じ始める日も出てくる・半袖のTシャツ
・カーディガン
・パーカー
※気象庁「地点別データ – アイルランド・ダブリン」を参照して作成

夏の時期、半袖やノースリーブなどのワンピース1枚で街を歩く女性の姿もよく見るようになります。

最近では、熱波の影響で25℃を超えるような日がまれにあり、クーラーがない建物では体感的に暑く感じることもあるかもしれません。

日差しが強くなるので、サングラスも用意しておきましょう。

たびわ
たびわ

過ごしやすい気候とはいえ、急な雨に降られたり、日が陰って肌寒く感じたりすることもあるため、雨具や防寒対策は欠かせません。特に夜は冷え込むこともあるので、帰りが遅くなる日は温度調節しやすい服装を心がけましょう。
寒さに慣れていない人にはこたえるようで、ブラジルから来た留学生の中には、夏でも薄手のダウンを着ている人もいました。

アイルランドの秋の服装(9月〜11月)

アイルランドの10月の服装
アイルランド南部・コークの10月のJazz Festivalから。薄手のダウンや厚手のジャケットを着ている人がほとんどでした。

8月をピークに徐々に気温が下がりはじめ、だんだんと薄手のコートジャケットが必要な時期に入ります。

10月末にはサマータイムも終了し、秋の気配も濃厚になると、コートも厚手のものが必要です。

雨が増える時期でもあるため、防水性の高いジャケットがあると安心です。

日の入りも早くなり、11月に入ると17時ぐらいには暗くなります

平均気温(目安)天気の傾向おすすめの服装例
9月12〜14℃まだ少しあたたかい日もあるものの、一気に秋らしさが出て、肌寒く感じる日も多くなる・長袖のTシャツ
・カーディガン
・ジャケット
10月10〜12℃冬の気配が出はじめ、ジャケットがないと寒く感じる・カーディガン
・ジャケット
・薄手のコート
11月8〜12℃比較的雨量が多くなりやすい時期。
防寒対策が必要になってくる
・厚手のカーディガン
・コート
・ダウンジャケット
※気象庁「地点別データ – アイルランド・ダブリン」を参照して作成
たびわ
たびわ

風も冷たく感じ始める時期で、現地で購入したレザージャケットが重宝しました。

アイルランドの冬の服装(12月〜2月)

アイルランドの12月の服装
12月中旬ごろのダブリンのストリート。厚手のジャケットにニット帽やマフラーを合わせている人が多くいます。

アイルランドでは気温が0℃を下回ることは稀ですが、風があるために寒く感じることが多いです。

厚手のコートダウンなど、しっかり風を防げるものが重宝します。1月〜2月にかけては、薄手のダウンを中に着込むなど、とにかく重ね着をするのがおすすめです。

服装については、下記も参考にしてみてください。

平均気温(目安)天気の傾向おすすめの服装例
12月6〜8℃どんよりとした日が多くなりがち。
朝晩の冷え込みが厳しく、防寒対策は万全にする必要がある。
・セーター
・薄手のダウン
・コート
・マフラー / ニット帽
1月6℃1年でもっとも寒さを感じやすい時期。
海風で体感は寒く感じるため、東京での真冬の服装にもう1枚プラスするイメージが良さそう。
・セーター
・厚手のコート
・ダウンジャケット
・防寒インナー
・厚手の靴下
・マフラー / ニット帽
2月5〜7℃まだまだ冬の気候。寒さ対策が必要。・セーター
・厚手のコート
・ダウンジャケット
・マフラー / ニット帽
※気象庁「地点別データ – アイルランド・ダブリン」を参照して作成

冬のアイルランドは、日の出も8時ごろと遅く、日没も早いため、1日を通して薄暗く感じられる日もあります。

雨の日は特に気分が沈みがちになりやすいため、暖かく快適な服装で気持ちよく過ごせるよう準備しておくとよいでしょう。

持って行くと安心!アイルランドの服装+αアイテム

アイルランドは「雨がよく降る」とはいっても、日本の梅雨のように1日中雨が降り続けるわけではありません。

シャワー」と呼ばれるような短時間の雨が降り、すぐに止むことがほとんどです。

霧のような雨や、大粒の雨が一気に降ることもあり、その降り方はさまざま。どんな雨に降られても困らないよう、さっと対応できるアイテムを用意しておくと安心です。

ここでは、実際に筆者が持っていってよかったものを紹介します。

  • 折りたたみ傘 ⋯屋外で過ごす時間が長い日はとりあえず持ち歩いていました。軽量でコンパクトなものが便利。(現地のものは大きく重いものが多いので、日本から持っていくのがおすすめ。)
  • レインブーツ ⋯晴雨兼用で履けるデザインを用意しておくと、コーデもしやすく便利。
▼ レインブーツは冬は防寒にもなり持っていいってよかったです。

記事の冒頭でもお伝えしたように、フード付きのレインジャケットやウィンドブレーカーは役に立ちます。

パーカーのようにフード付きの服は、霧雨のときに便利です。

服装に困ったときに!アイルランドのファッションショップ

日本から準備していったはずが、現地でも服の調達が必要となったときは、以下のお店をチェックしてみましょう。

  • PENNYS公式サイト
    日用品の扱いもあり、形態は「しまむら」のようなお店。ファッションはGUの雰囲気。イギリスではPrimarkの名で展開。
  • H&M・ ZARA
    日本にも展開するファストファッションブランド。アイルランドにも複数店舗がある。
  • PULL & BEAR公式サイト
    スペイン発・ZARAの姉妹ブランド。10〜20代向けでお手頃価格の商品が多い。

PENNYSはアイルランド発のブランドです。品数も豊富なので、困った際は覗いてみてください。

アイルランドの服装まとめ|準備万全で快適な旅へ

アイルランドの服装まとめ

アイルランドでは、どの季節でも朝晩の冷え込みがあるため、服装を考えるときは、羽織るものやすぐに脱ぎ着できるものを少し多めに用意しておくと安心です。

また、シャワーのような雨も多く、風が強いこともあるため、折りたたみ傘にプラスして、レインコートやウインドブレーカーの準備をしておくのをおすすめします。

現地では、Tシャツにパンツといったシンプルなスタイルが一般的。着心地のよさや機能性を重視して服を選ぶのがおすすめです。

服装面でもしっかり準備を整えて、アイルランドならではの美しい風景や文化を思いきり楽しんでください。

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